認知症対応型通所介護施設の費用目安

利用料金は、要介護度や利用時間、事業所の形態(単独型・併設型など)によって異なります。
1回あたりの自己負担額(1割負担の場合)の目安は以下のとおりです。
要介護度 費用の目安(7〜8時間利用の場合)
要介護1 約1,000円〜1,100円
要介護2 約1,100円〜1,200円
要介護3 約1,200円〜1,300円
要介護4 約1,300円〜1,400円
要介護5 約1,400円〜1,500円
上記は基本報酬の目安であり、地域区分(人件費などの差)や各種加算(入浴介助加算、個別機能訓練加算、若年性認知症利用者受入加算など)によって変動します。また、サービス費用以外にも、昼食代(事業所ごとに異なる実費)やおむつ代、教養娯楽費などの実費が別途必要になる点に注意しましょう。具体的な支払額は、事業所から提示される重要事項説明書や契約書で事前によく確認することが大切です。
参照:『認知症対応型通所介護』(独立行政法人福祉医療機構 WAMNET)を基に計算
認知症対応型通所介護施設を利用するまでの流れと手続き

実際にサービスを利用を開始するまでの手順を解説します。
介護保険サービスを利用するための手続き
まだ要介護認定を受けていない場合は、居住地の窓口で申請を行いましょう。申請の具体的な流れは以下のとおりです。
手順 内容
1. 申請 市区町村の介護保険担当窓口(または地域包括支援センター)へ申請書を提出
2. 調査・判定 訪問調査を経て、主治医の意見書などをもとに審査が行われる
3. 認定 認定結果(要介護度)が通知される
すでに認定を受けている場合は、担当のケアマネジャーへ「認知症への対応に特化したサービスを検討したい」と相談することから始まります。
認知症対応型通所介護施設を利用するまでの手続き
具体的な事業所を決める際の流れは以下のとおりです。
手順 内容
1. 事業所の情報収集 担当のケアマネジャーから地域の事業所リストをもらい、特色(リハビリ重視、家庭的な雰囲気など)を比較
2. 見学・体験 実際の雰囲気やスタッフの関わり方を確認。ご本人がほかの利用者の方とどのように接しているか、表情が和らいでいるかを確認するため、体験利用ができる場合は積極的に活用する
3. ケアプランの作成 利用の方針が決まったら、ケアマネジャーがケアプラン(居宅サービス計画)に組み込み、いつ、どのくらいの頻度で利用するかを確定させる
4. 契約・利用開始 事業所と契約を結び、利用が開始される
ご本人の状態に加え、送迎の範囲や対応可能な時間、緊急時の対応など、ご家族の都合も踏まえて無理のない持続可能なプランを立てることが大切です。

