1.強い好奇心と遊び心
猫は新しいにおいがするものや見慣れないものに、好奇心を抱く習性があり、その結果、敷物をおもちゃや遊び場にしてしまう場合もあります。まるで獲物を狙うハンターのように敷物の下に隠れ、同居猫や飼い主さんの足を狙って急に飛び出しては遊び始めます。この行動は、猫にとって本能的な狩りの欲求を満たす大切なシミュレーションです。
しかし、すぐに興味を持たず、新しいものを怖いと感じる猫もいます。これも猫の習性です。我が家の猫も1年後に急に敷物に夢中になりました。猫によって興味を持つまでの時間は異なります。
2.自分の縄張りを主張したい
猫は縄張りを作る動物で、室内飼育の猫は自分が生活している部屋の中が縄張りです。顔や体をこすりつけたり、爪とぎをしたりしてにおいをつけて自分の縄張りであることを主張しています。
猫は、自分のにおいがついた場所が最も安全だと感じ、自分のにおいがしないものがあると「侵入者がいる」と警戒します。安心できる場所にするために自分のにおいをつける必要があるのです。
新しい敷物の上でコロンコロンと転がったり、爪とぎをしたりして夢中になっている行動は、猫が縄張りであることを主張するための行動です。

