毎日ドリル 脳トレクイズに挑戦

犬の体と食事、年をとるとどう変わる?食事の変化の裏にある原因とは

ゴハンの選り好みをしたり食べにくそうにしたり、食べてくれなくなったりするなど愛犬が年を重ねていくほどに犬の体をつくる大切な食事にも少しずつ変化が表れてきます。
今回は、加齢による犬の体と食事の変化について、獣医師の佐々木彩子先生に教えていただきました。

1. 舌や嚥下(えんげ)の筋肉の衰え
16才のチワワ
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ゴハンをすくい上げのどに運ぶ舌の筋肉や、物を飲みこむための筋肉も弱まっていきます。うまくすくえず食べこぼしが増えたり、食べ物が飲みこみにくくなったりします。

食事に表れる変化


●ゴハンをうまく口に運べないようなしぐさがある
● 食べこぼしが増える
● 飲みこみにくそうにしている
● 食が細くなる・食べなくなる

2. 認知機能の低下
老犬のシー・ズー
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

老化とともに脳の認知機能は衰えていきます。食べても食べてもゴハンの催促をしたり、視覚や嗅覚などの五感の衰えもあいまって、ゴハンに対する認識自体がなくなってしまうコもいます。

食事に表れる変化


●執着が増す
● 食べなくなる

3. 歯周病の進行や歯の痛み
顔を出すトイ・プードル
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

歯のトラブルや歯周病が進行すると、犬は痛みを感じるようになります。口腔内の痛みは、食べたいけれど食べられない、うまく食べられないなど、食欲の減退などにつながります。

食事に表れる変化


●顔をかしげながら食べている
● ゴハンを見には来るが食べようとしない
● 以前よりも食が進まない

4. 消化機能の低下
シニアの柴犬
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

胃の粘膜が萎縮したり、胃腸の動きが鈍くなったりと、消化必要な力が衰えていきます。胃の中に入ってきたものが強い刺激となって吐き戻したり、食欲が減退したりします。

食事に表れる変化


● 吐き戻しをする
● 食が細くなる・食べなくなる
● 下痢をしやすくなる

5. 体全体の筋力の衰え
 じっと見つめるジャック・ラッセル・テリア
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

筋肉の衰えによって足腰がおぼつかなくなってくると、食事をする際にする、立った状態で頭を下げた姿勢をキープすることが困難に。震えなどからうまく食べられなくなります。

食事に表れる変化


●食事の姿勢がキープしにくくなる
● 食が細くなる・食べなくなる

6. ホルモンバランスの衰え
 ニコニコ笑顔のウェルシュ・コーギー・ペンブローク
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

シニアの入り口となる7~10才、加齢によるホルモンバランスの変化が見られると、それまでと同じ量を食べても催促してくるなど、食に貪欲になる場合があります。

食事に表れる変化


● 執着が増す

シニア犬の食事の様子に変化が見られたときは、病気や不調が原因かもしれません。食事変化に変化が見られたら病気が潜んでいないかどうか、動物病院で診てもらうようにしましょう。

お話を伺った先生/佐々木彩子先生(「キュティア老犬クリニック」獣医師 獣医中医師1級・獣医推拿整体師 獣医中医師協会所属)
参考/「いぬのきもち」2025年3月号『愛犬に食べる楽しみと喜びをいつまでも!シニア犬の食事の困った!を解決』
文/いぬのきもちweb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。

提供元

プロフィール画像

いぬのきもち WEB MAGAZINE

「いぬのきもちWEB MAGAZINE」では、愛犬のしつけやしぐさ・健康などの飼い主さんのためになる情報だけでなく、 可愛くて話題の犬写真・SNS記事など、犬好きの方も楽しめる情報を毎日お届けしています。