花咲乳がんの主な原因
花咲乳がんは病状が進行した段階の乳がんです。受診や治療が著しく遅れると、花咲乳がんの状態になることがあります。
受診や治療の開始が遅れる
乳房のしこり、皮膚の変化、形の変化に気づきながらも放置してしまうと徐々に乳がんが進行してしまいます。長い間治療をせずにいると潰瘍ができ、花咲乳がんの状態になる可能性があります。受診が遅れる原因は様々です。乳房の潰瘍を皮膚のできものと思い込み、受診せずに様子を見てしまうケースがあります。また、乳がんの可能性に気付いていても、忙しくて受診が遅れてしまう、がんと診断されるのが不安で受診できない方もいらっしゃいます。乳がんは早期に治療を行うことが大切なので、なるべく早めに乳腺科を受診しましょう。
進行が早いタイプの乳がんである
進行スピードの速い乳がんでは、長い間放置せずともあっという間にしこりが大きくなり、花咲乳がんになってしまうことがあります。このようなケースは稀ですが、HER2陽性乳がんやトリプルネガティブ乳がんの場合は注意が必要です。気になる症状がある場合は早めに乳腺科を受診しましょう。
治療の効果が不十分であった
乳がんの治療を行っているにもかかわらず、治療が十分に効かず、花咲乳がんになってしまう場合があります。また、治療後であっても乳がんが乳房の皮膚に再発して花咲乳がんになる場合があります。治療中にしこりの増大や治療後の乳房の異変を自覚した場合は早めに担当医に相談しましょう。
花咲乳がんになりやすい人の特徴
特別、花咲乳がんになりやすい人の特徴はわかっていません。一般的に乳がんになりやすい人の特徴についてご紹介します。
女性ホルモンにさらされる期間が長い
女性ホルモンであるエストロゲンに暴露されればされるほど、乳がんになるリスクが高くなることがわかっています。具体的には、月経のある期間が長い、妊娠出産や授乳の経験がないことなどが要因となります。
閉経後の肥満
閉経後の体重増加は乳がんのリスクとなります。これは脂肪細胞からエストロゲンが分泌されることが原因とされています。運動習慣は乳がんになるリスクや再発するリスクを下げることが分かっています。バランスの良い食事と運動習慣で体重をキープすることが大切です。
乳がんになった血縁者がいる
乳がん全体の5〜10%程度は遺伝性の乳がんとされています。乳がんを経験した血のつながったご家族がいる場合は乳がんの発症リスクが高くなります。中でもBRCA1/2遺伝子の変異がある場合は、50%の確率で親から子に遺伝し、乳がんや卵巣がんの発症リスクが高くなることが分かっており、検診を定期的に行うことが大切です。

