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「片付け=物を減らす」は間違い!? 脳の疲れをリセットする“判断しない”収納術【脳が疲れない家事】

「片付け=物を減らす」は間違い!? 脳の疲れをリセットする“判断しない”収納術【脳が疲れない家事】

最大の難問。子どもに自発的に「お片付け」をさせるには?

最大の難問。子どもに自発的に「お片付け」をさせるには?
最大の難問。子どもに自発的に「お片付け」をさせるには? / Ushico / PIXTA(ピクスタ)

編集部:家をいちばん散らかすのは子どもですよね。でも、子どもってどれだけ注意しても、自分から「お片付け」してくれないじゃないですか。いったいどうしたらいいんでしょう!

本間:その気持ちはとてもよく分かります。片付けのご相談のなかでも、特に多いのが「子どもが片付けしない問題」です。でも、子どもが片付けられないのはやる気がないからではなく、仕組みが難しいことが原因、という場合がほとんどです。置き場所が曖昧だったり、子どもの身長を考慮していない収納だったりすると、片付けの難易度が上がってしまいます。

編集部:難易度を下げればいい、ということですか?

本間:そうです。子どもが片付けやすくするポイントは、「考えなくても戻せる状態」を作ることです。片付けを難しくしているのは、分類が細かすぎたり、どこに戻せばいいのか分かりにくかったりすること。まずは子どもに理解しやすい単位でものをまとめ、戻す場所をシンプルにしましょう。そのうえで、おもちゃ、文具、洋服などカテゴリーごとにお片付けボックスを用意します。そして「このボックスに入る分まで」と量の上限を決めておくと、ものが増えすぎません。
箱を棚に置く場合は、引き出さなくても上からものを入れられる余白を作るなど、出し入れが簡単な収納にすると、子どもは自然と片付けられるようになります。

編集部:それなら簡単そう! でも……遊びに夢中になっていると「片付けなさい」と言っても聞かない気がします。

本間:お片付けの合図を決めておくといいですよ。片付ける時間を決め、その時間になったら毎回同じ音楽を流す。寝る前などは「あと5分で電気消すよ~」と時間制限を設けるのもいいですね。「10分でどっちがたくさん片付けられるかな。よ~いドン!」と競争するのもおすすめです。

編集部:なんだかできそうな気がしてきました。

本間:親が指示しなくても、環境が行動を促す仕組みを作ることで、親のイライラも、注意される子どものムカムカも、減らせるようになるんですよ。

子どもの「散らかし」を防ぐためのアイデアとして、「おもちゃを出していい範囲を決める」というのもあります。リビングに小さめのラグを敷き、「おもちゃを出していいのはこのラグの中だけ」と決めます。大きなおもちゃはマスキングテープで「駐車場」を作っておくのも効果的です。また、子どもにもおもちゃの「マイブーム」があるので、リビングに置くのは「今、子どもが気に入っているおもちゃ」だけにして。あとは別の場所にしまいこみ、そもそも散らかるものの量を減らすのも効果的です。

編集部:片付けは、考えずにできる「仕組み」を作っておくことが大切なんですね。

本間: とくにリビングやダイニングは家族みんなが使う場所なので、誰もがひと目でわかる仕組みを作ることが大切です。中身が見えるケースや低い収納を使えば、家族もものが戻しやすくなりますよね。片付けるのは「私」ではなく、「使った人」と割り切って、がんばりすぎない家事を目指しましょう!


文=高梨奈々

配信元: レタスクラブ

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