ミキさんは夫・吾郎さんと、幼稚園に通う息子・翼君との3人家族。家事も育児もほぼひとりで担当していますが、吾郎さんは手伝おうとせず、ミキさんのパート収入を見下しています。そんな中、ミキさんがパート収入を増やしたら家事を手伝うと言い出した吾郎さん。
約束通りミキさんはシフトを増やしますが、吾郎さんはゴミ捨てを2日連続で忘れ、頼まれた家事も屁理屈で回避しようとします。我慢の限界に達したミキさんは、今までしていた出迎えや作り立ての夕食をやめ、先に就寝する生活を開始。自分の使った食器は洗うように書かれた置手紙を読んだ吾郎さんは憤慨し、食器洗いをしたくないがためにカップ麺を食べます。翌朝、リビングを見たミキさんは驚愕! 置きっぱなしの夕飯は傷み、シンクは流しっぱなしのカップ麺の汁と具で汚れ放題だったのです。吾郎さんに失望したミキさんは無視を決め込みます。
異変を感じながらも、のんきに朝食を要求する吾郎さん。
ミキさんが昨夜から置きっぱなしの夕食を「朝食だ」と告げると、吾郎さんは「それ昨日のだろ?」と言い返します。
なにもしない夫の詰めの甘さ









昨夜、夕食が用意されていたことを知っていたのだと確信したミキさん。
吾郎さんに「なのにカップ麺を食べたの?」と問い詰めます。
ミキさんの怒りの大きさを感じ取った吾郎さんは、とっさにウソでごまかすことに……。
しかし、汁まみれのシンクを証拠に、すぐウソがバレてしまうのでした。
あまりにも家事をしてこなかった吾郎さん。やっている人にとっては当たり前のことでも、本人には想像がつかなかったのかもしれませんね。
たしかに、最低限の家事すら経験しなければ、わからないこともあるでしょう。
けれど「知らなかった」で済ませてしまうには、相手の気持ちを傷つけてしまう場面もあります。
掃除や家事は、ただの作業ではありません。「気持ちよく過ごしてほしい」という思いが込められているものです。
一度でも自分で掃除や家事をしてみれば、きれいに整えたあとに乱暴に汚されることの切なさがわかるはずです。
相手の大変さや気持ちを知るためにも、日ごろから少しずつでもいいので家事に関わることが、思いやりへの第一歩なのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

