1.突然固まって見えない何かを見ている
リビングで一緒にくつろいでいる時に、急に愛猫がぴたりと固まることがありませんか。小首を傾げながら天井や壁などの一点をじっと見つめているものの、私たちには天井や壁、家具などがあるだけで、特に変わったものは見えません。
その様子を見て、飼い主さんは亡くなった先代猫の霊が遊びに来たのかもしれないとちょっと嬉しくなったり、以前この部屋で何か事件があったのかもしれないとぞっとしたりするかもしれません。
猫は、私たち人間には聞き取れないほど小さな音や高音を聞き取れ、小さくて素早く動くものに特別敏感なこと、人の目には見えない紫外線が見えているかもしれないことなどがわかっています。
そのため、固まっている時の猫は、壁の奥にある排水管を流れている水や、壁の向こう側にいる小動物や虫の声を聞いたり、ごく小さな虫の動きや、窓から差し込む光の反射などを察知して、何事かと耳を澄ませ、目を凝らしているのではないかと考えられています。
2.暗闇で光る瞳がじっとこちらを見つめている
猫と一緒に暮らしていると、隣の部屋や少し離れた場所から、いつもじっと自分を見つめる愛猫の視線を感じるのではないでしょうか。この行動自体は特別不気味な行動ではありません。
しかし、薄暗い廊下や真っ暗な隣室にいる愛猫の二つの瞳が、暗がりの中で明るく光っているのを見てどきっとしたことがあるのではないでしょうか。これは、明るい部屋の光が猫の網膜の裏側にあるタペタムに反射して起こった現象です。
猫が薄暗がりでも昼間と同じように動けるのは、微かな光をこのタペタムに反射させることで、光量を1.4〜2倍程度に増幅できるからです。光る目は不気味に見えますが、決して猫に亡霊が乗り移っているわけではありませんので、ご安心を!

