「たけのこの栄養」についてよくある質問

ここまでたけのこについて紹介しました。ここでは「たけのこの栄養」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
旬のたけのこは何の栄養が高くなりますか?
堀越 千聡
旬の生たけのこは、水煮製品と比べて加工工程が少ない分、アミノ酸や水溶性ビタミン、カリウムなどが比較的保持されやすいと考えられます。特にアスパラギン酸やグルタミン酸などのアミノ酸は、鮮度が高いほど風味やうま味として感じやすい成分です。ただし、「旬だから特定の栄養素が大幅に増える」というよりも、収穫後すぐに下処理・調理することで、成分の損失を抑えやすい点が利点といえます。掘りたてのものは加熱時間も比較的短く済むため、水溶性栄養素の流出を抑えやすく、香りや食感も楽しみやすいことが旬ならではの魅力です。
まとめ
たけのこは、驚異的な成長スピードが名前の由来となった春を代表する食材で、食物繊維やカリウム、チロシン、代謝を助けるアスパラギン酸や亜鉛といった、お腹の掃除やむくみ解消、活力維持に役立つ栄養素を低カロリーで豊富に含んでいますが、一方で「えぐみ」や結石の原因となるシュウ酸や、食べ過ぎると胃腸の負担になる強い繊維質、さらにアレルギーに似た症状を招く物質も含まれるため、米ぬか等での丁寧なアク抜きと新鮮なうちの下処理、そして適量をよく噛んで食べることが大切であり、特に節にある白い粉(チロシン)を洗い流しすぎず、カリウムなどの栄養素が溶け出した煮汁ごと食べられる煮物やスープなどで賢く取り入れるのが、その優れた健康効果を安全に最大限に享受するためのポイントです。
「たけのこ」と関連する病気
「たけのこ」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の詳細などはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
泌尿器系の病気
尿路結石消化器系の病気
腸閉塞皮膚科・アレルギー科の病気
蕁麻疹「たけのこ」と関連する症状
「たけのこ」と関連している、似ている症状は3個ほどあります。
各症状の原因などはリンクから詳細記事をご覧ください。
たけのこに関連する症状
喉のイガイガ
腹痛膨満感
吹き出物
参考文献
aff 2020年3月号 特集2 旬材:タケノコ(農林水産省)
aff 2021年3月号 特集1 たけのこで春を味わう(農林水産省)
とれたて百科:たけのこ(JAグループ)
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