セブン‐イレブン・ジャパンは3月17日、商品政策説明会を幕張メッセ(千葉市美浜区)で行った。2026年度は、レジ横で展開しているホットミールやコーヒーなどの「できたて商品」を、新たなブランドコンセプト「Live‐Meal(ライブミール)」として提案する。また、昼食需要や家庭の食卓での利用を狙った商品などの投入を進める。
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〈25年度の平均日販は過去最高、売上は伸長するも客数は伸び悩み〉
2025年9月以降の取り組みとして同社は、顧客の視点に立ち、商品の特徴やコンセプトがより伝わりやすいパッケージへの変更や、夕食利用や朝のカフェ利用を想起させる広告展開などを進めた。
その結果、25年度の既存店平均日販は初めて70万円を超えたという。他方、売上は着実に伸長しているものの、客数は前年を若干下回る傾向にある。
〈レジ横商品をさらに強化へ、高まる個食需要などに対応〉
そこで、26年度の商品施策として、レジ前で展開しているホットミールやコーヒーなどの「できたて」商品で新商品の投入や導入店の拡大を進めるほか、高まる個食ニーズや、内食需要などに応えた商品の提案を行う。店舗利用者のさらなる拡大を狙う。
「できたて」商品の人気は高く、同社のデリバリーサービス「7NOW(セブンナウ)」において、「揚げ鶏」や「ザクチキ」、「ななチキ」といった商品の人気は非常に高かったようだ。また、店内で焼き上げたクロワッサンなど提供する「セブンカフェベーカリー」を先行して導入している店では、来店者からは焼きたてや淹れたて、揚げたてといった五感で楽しめるライブ感などで支持は厚いという。
一方、ブランドの統一性に課題を感じていたという。そこで、カウンター商材を揚げたてや焼きたてなどを楽しめる「Live‐Meal(ライブミール)」として提案する。ブランド価値を高めて、更なる支持の獲得を目指す。
投入予定の商品として、店内のオーブンで最終的な焼きあげを行う「セブンカフェベーカリー」では、人気商品「明太フランス」(税込250・56円、以下すべて税込表記)を4月以降に刷新するほか、新商品「カリッじゅワッサン」(230・04円)を5月上旬に、「フォカッチーズ」(340・20円)を11月上旬に発売する。また、現在の導入店は約6000店のため、今後は1万8000店規模に広げる。
手入れの紅茶を再現した「セブンカフェティー」は、現在約2000店で導入されており、26年度上期までに累計5000店、年度末までに1万店まで拡大する。
「スムージー」については、基本商品の「フルーツミックススムージー」を4月に発売するほか、5月から8月にかけて季節のフルーツなどを使った商品を毎月投入する。
「揚げたて」商品は、春巻きやコロッケ、「ななチキ」といった商品に加えて、海鮮春巻きやアジフライ、台湾ミンチコロッケといった、思わず追加で買いたくなる商品を毎月投入し、買い上げ点数の拡大を狙う。
取締役執行役員で商品本部長の羽石奈緒氏は「廃棄ロスの削減や品ぞろえの拡充、付加価値帯の商品にも挑戦し、多様なニーズに応えられる品ぞろえを進めたい」と話す。

