文士劇が行われると聞いて他人事のように思っていたら、昨年出演の招集がかかり……群衆の一人くらいならということで、去年から稽古に参加しています。日本文藝家協会創立百周年記念 文士劇『風と共に去りぬ』です。私は文士と名乗っていいのかという思いもありますが……。自分以外の方々の演技力に圧倒され焦燥感にかられる日々です。林真理子さん、綿矢りささん、村山由佳さん、山内マリコさん、岩井志麻子さん、鴻巣友希子さん、荻野アンナさんなど人気の女性作家も出演される予定です。
お客さんにチケット代8000円もいただくのは申し訳ないですが、収益はどうなるのか気になっていて、でも自分からは聞けないでいました。ギャラの分配は少しはあるのかなと心のどこかで期待していたのですが、先日盛岡文士劇によく出ている作家の先生と雑談中に「そういえば出演料って……」と聞いたら、「もちろんボランティアですよ。ギャラが出ると思ってましたか? まさか出ないと聞いて辞めないですよね」と衝撃の宣告が。しかもその先生は自宅は兵庫で、交通費も自腹らしいです……。お客さんは、それを知って見たら素人の芝居でも許してくださるでしょうか。
もう気持ちを切り替えて、新しい習い事を始めたと思うことにしました。文学座の演出の先生に演技指導をしてもらえる機会なんてそうありません。カルチャーセンターで習ったら月2万円くらいしそうです。それが無料で習えていると思うようにします。これで発声が良くなって、イベント出演の仕事にも活かせるかもしれません。
稽古では作家の方々だけあって「風と共に去りぬ」の時代考証や当時の社会情勢についての活発なやりとりがされていて勉強になります。中高時代一回読んだだけだったのでうろ覚えですが……。生命力が強くてわがままで、でも人を惹きつける魅力のあるスカーレットは、現代だと誰になるのか考えていたのですが、もしかしたらキム・カーダシアンやカイリー・ジェンナーみたいな強気のキャラだったのかもしれません。
文学座の演出の先生が、少しずつ進めながら丁寧に登場人物の気持ちを考えたり、演技について教えてくださっているのですが、先日は「演技はしないほうがいいです」というアドバイスがあり、意表を突かれました。演技をしないほうが良いということは、キャラを自分に落とし込んで、自分のままで話す、ということなのでしょうか? 演技力がなくても良いのかと、少し希望が見えました。
先日、銀座のソニーパークで開催されている現代美術家 SHUN SUDOさんの
個展「ART IN THE PARK : SHUN SUDO “HANA-MI”」を拝見しました。
3月29日まで開催されていてかなり大規模です。
抽象画が右脳を活性化してくれました。

