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ファッションで楽しむ名画7選!装いから読み解く時代の空気

ウィーン世紀末『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』(クリムト)

『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』(クリムト)『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』(クリムト), Public domain.

『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』はオーストリアの画家、グスタフ・クリムトが1907年に完成させた代表作のひとつです。モデルとなったのは、実業家のフェルディナント・ブロッホ=バウアーの妻であるアデーレ・ブロッホ=バウアー。

画面いっぱいに広がる金色の装飾の中で、アデーレは装飾的なドレスをまとい、宝石のように輝くダイヤモンドのチョーカーで首元を飾っています。チョーカーは夫から贈られた結婚の贈り物です。

アデーレは病弱で繊細な気質で、片頭痛に悩む女性でした。ガウンに繰り返し配置された「すべてを見通す目」を思わせるモチーフや黄金の三角形は、お守りと解釈されています。

装飾的な表現の背景には、当時の文化的な空気もあります。ウィーンでは、絵画だけでなく建築や工芸、ファッションなど、さまざまな分野が影響し合いながら独自の文化を作り上げていました。

一方で、官能的なテーマの多いクリムトの作品は、妖艶さと同時に死の気配を思わせる空気が特徴です。時代特有のきらびやかな美と、クリムトの描く不安が入り混じった感覚が、この一枚にも静かに映し出されています。

クリムト《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I》―奪われた名をめぐる、芸術を超えた“人間の尊厳”の物語

金色の輝きに包まれた一枚の絵がある。《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I》。描いたのはグスタフ・クリムト。モデルはウィーン社交界の華、アデーレ・ブロッホ=バウアー。だがこの絵が“黄金の女(Woma…

【まとめ】名画に描かれたファッションの秘密

名画に描かれた衣装は、その時代の価値観や美意識、社会の空気までも映し出しています。シルエットや色、素材には、描かれた人物の立場や理想像がさりげなく表れているのも興味深いところです。

ファッションに目を向けて作品を眺めてみると、これまでとは少し違った角度から絵画の魅力を味わえるでしょう。

■参考文献
盛期ルネサンス - Wikipedia
バロック 絵画解説 世界の名画
【ロココの柔らかい色調とは?】ビジプリ美術用語辞典
ロココスタイル|杉野学園衣裳博物館

フローラ (ティツィアーノ) - Wikipedia

シュザンヌ・フールマンの肖像 - Wikipedia
ルーベンス-麦わら帽子(シュザンヌ・フールマンの肖像)-(画像・壁紙)

ぶらんこ (フラゴナール) - Wikipedia
フラゴナールの世界で一番有名な「ぶらんこ」の絵 – Tourisme japonais

レカミエ夫人の肖像 (ダヴィッド) - Wikipedia
ジュリエット・レカミエ - Wikipedia
モスリン - Wikipedia
白い花嫁・・・「‪ジュリエット・レカミエ夫人‬」の肖像 : 感性の時代屋 Vol.1

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会 - Wikipedia
バラ色のパリ、着飾る庶民を活写 都市と田園のきらめき(上) - 日本経済新聞
【絵画の解説】ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」【印象派】 - 本と絵画とリベラルアーツ

マダムXの肖像 - Wikipedia
ヴィルジニー・アメリー・アヴェーニョ・ゴートロー - Wikipedia

グスタフ クリムトの「アデーレ ブロッホ=バウアーの肖像 I」 — Google Arts & Culture
グスタフ・クリムト - Wikipedia
アデーレ・ブロッホ=バウアー - Wikipedia
アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I - Wikipedia
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 | クリエーター | 安達 稔

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