息子にとってはやっぱり「死んだ柿」
――息子さんには「死んだ柿」ではなく「ベリー」であると伝えましたか? また、正体(ベリー)を知ったときの反応はいかがでしたか?
あずさ兎さん:「これは天使のベリーなんだよ」と説明しました。『ご近所物語』の主人公の名前が「幸田実果子」で、“幸せな果実”という意味からブランド名が「ハッピーベリー」になっているんだよ、という話も伝えましたが、息子にとってはやっぱり「死んだ柿」だそうです。
あらためて、本当にすごい作品だったんだなと感じました
――投稿がバズったときの心境を教えてください。また特に印象に残っているコメントは何かありますか?
あずさ兎さん:わが家では私以外に『ご近所物語』を読んでいる人がいないので、このマークがどれだけカリスマ性のあるものなのか、伝わる人に共感してもらえたらと思って投稿しました。『ご近所物語』を読んでいたころはSNSもなく、こんなふうに作品について盛り上がれる場もありませんでした。それから何年も経った今、こんなにたくさんの人と同じ作品への思いを共有できたことが本当にうれしかったです。
印象的だったのは「死んだ柿じゃないなら何?」というコメントです。おそらく若い世代の方だと思うのですが、確かに見た目だけなら“死んだ柿”なんですよね。でも当時は『ご近所物語』の世界観の中で「カリスマブランドのマーク」として見ていたので、そんなふうに感じる人はほとんどいなかったと思います。あらためて、本当にすごい作品だったんだなと感じました。
すごく気に入っているので、今でも大切に着ています
――このTシャツはその後も着ておられますか? また、他にもお子さんたちの楽しい勘違いエピソードなどありましたら教えてください。
あずさ兎さん:すごく気に入っているので、今でも大切に着ています。気軽に着られないので、もう1着買っておけばよかったなと思っています。
今回、「死んだ柿」と発言した長男はとても好奇心が強く、いろいろなことに興味があるんですよね。周りが当たり前と思うことでも、「どうして?」と気になる長男だからこそ出てきた言葉だなと思いました。

