ゴミ箱で育った“あるもの”の338日後の光景が、YouTubeに投稿されました。動画は「すごい」「プライスレスですね」といった声が寄せられるなど注目を集めています。
動画を投稿したのは、家事はズボラだが好きなことには一直線に取り組む主婦によるYouTubeチャンネル「ズボラ主婦の野菜水耕栽培」。以前には、100円均一ショップのアイテムを駆使して、「全ての面倒くさい工程を省いた超絶簡単」な水耕栽培容器の作り方が話題になりました。
今回育てるのは赤や黄、ピンクなどさまざまな色の実をつけるミニトマト。バーミキュライトを入れたプラスチック容器に種をまいたら、アルミホイルをかぶせて保温します。そして、栽培開始から8日目となる2月26日に発芽。ここからは窓際に置いて育てます。
お辞儀するような体勢だった芽は成長し、容器のあちこちで双葉が次々と開いていきます。ある程度大きくなったところで、食品保存容器で作った液体肥料入りの栽培キットへ移植。栽培46日目の4月5日にもなるとトマトの株らしい姿になってきました。
栽培60日目に、以前動画で紹介したセリアのゴミ箱とダイソーの洗濯カゴからなる大きな水耕栽培キットを8個作成。1つのカゴに対し、育ちの良いトマトを2株移植します。
自作の水耕栽培キットの中で、トマトたちはグングン成長。投稿者さん一家が引っ越しした後の5月25日には、株のあちこちで黄色い花を咲かせるようになりました。指先で揺らして受粉させていると、緑色の丸い物体を発見。早速トマトの実もなり始めたようです。鈴なりについた実を屋内で見られるのは室内栽培の特権。
引っ越し後の栽培はスペースの都合もあり、南側の部屋と西側の部屋の2カ所で行っています。それぞれの株の実が色付いてきたのを喜んでいたところ、栽培136日目となる7月4日に、しおれている株を発見しました。これら2本の株が入っているカゴは、空調を動かしていない西側の部屋に置いていました。少し前までは元気でしたが、この猛暑でやられてしまったようです。
幸いなことに、同じ部屋にあった他の株は大丈夫そうです。しおれている株は南側へ移し、カゴ内の液体肥料を全替えして様子を見ることに。既に採取できる段階まで育っていたので、18個のトマトを収穫しました。
7月6日には、実を一番多くつけている株を対象にして、子どもたち2人にも収穫を体験してもらいました。息子くんは採った実を自分で洗うとすぐさま頬張ります。その味は「酸っぱい」とのこと。投稿者さんは好きな味ですが、幼い娘ちゃんはまだ苦手なようです。
親子でトマトを堪能してから1週間後。しおれていた株は残念ながら枯れ始めました。これら2本の栽培は打ち切ることに決め、感謝の気持ちを込めながら最後の収穫を行いました。合わせて、その他の株からもトマトを収穫します。
南と西では環境が異なるため、トマトの育ち方にも差が生じ始めます。南側は日があまり入らないためか、全体的に実の成長が遅い様子。対して夕方の日差しが強い西側の株は弱って枯れてしまう個体や、元気にたくさん実をつける個体など、その生育状態はさまざまです。
そんな中、8月9日に恐れていた事態が発生。南側の株がハダニにやられてしまいました。市販の殺虫殺菌剤で対処したものの、残念ながらこの部屋のトマトは全滅。西側で栽培している4株だけとなりました。
室温が30度を超える過酷な環境でも育ち、ハダニにやられることなく結実してきた西のトマト。しかし、さすがに衰えてきたのか9月20日に採取した実は以前のと比べて小さい物でした。続く10月16日に採った実は、まるでブルーベリーのような大きさです。
栽培の打ち切りも考えるようになった10月30日。諦めかけていた投稿者さんが様子を見に行くと、西のトマトには新しい実がなっていました。まだ緑色な実のサイズは既にブルーベリーよりも大きく、これは期待できそうです。
そして栽培300日目となる12月15日。トマトは以前と同じ大きさの実をたくさんつけるまでに回復しました! 新たな花も咲かせており、まだまだこれらの株からはトマトが採れそうです。また、寒い環境で時間をかけて成長した今回の実は、非常に甘かったとのこと。すごい生命力だ。
年が明けた1月22日には全体的に枯れてきたものの、まだ先端に青い実がなっています。これらの実が熟したら、今回のトマト栽培は全て終了です。撮影最終日となった1月22日までに採取できた実は合計313個。重量にして2221グラムという結果になりました。
コメント欄には、「この収量はすごい」「果菜の苗づくりめっちゃスムーズ!」「12月まで実が生るとは、屋内水耕栽培ならではですね、すごい」「トマト寒くなってもとれるなんて最高ですね!」「主婦さんの動画のおかげで毎日ミニトマトのお世話楽しんでます! ありがとうございます!!」などの感想が寄せられています
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動画提供:YouTubeチャンネル「ズボラ主婦の野菜水耕栽培」

