好き嫌いが多い国に日本が1位に
日本では21%が「好き嫌いがある」と回答し、世界平均(13%)を大きく上回りました。これは、今回の調査対象国・地域の中で最も高い割合となります。なお、最も低かったのは中国でした。
世界と比べたら日本はスパイス料理が苦手で、半数が甘いもの好き!

世界では日本と比べて「スナック(塩味)」や「子どものころに食べていた料理」を好む傾向が強いことがわかりました。一方50%の日本の人が甘いものが好きと回答し、世界平均よりも多いことがわかりました。
また、日本の10%の人が「夜に食べるスナック菓子」を楽しんでいます。

日本の人々の「スパイスの強い料理」好きの割合は、世界で最も低い水準となりました。一方で、スパイス料理を好む割合が高かったのは、ノルウェー(47%)、スウェーデン(45%)、フィンランド(39%)で、北欧諸国が上位を占めています。

また、スウェーデンで好まれている食べ物についても日本の人に聞いたところ、「シナモンロール」については日本での回答割合が12%にとどまっていますが(世界平均26%)、イケア・ジャパンでは100円というお手ごろ価格で人気を集めています。
普段手にする機会が少ないため、本場の味を求めてイケアで購入する人が多いのかもしれません。
日本では夕食選びは「味」と「コスト」が重要

夕食を選ぶ際の重視点について日本では、味を最優先としながらも、コストパフォーマンスを重視する堅実な消費傾向がうかがえます。一方で海外では味に加えて健康志向がより強く、さらに調理や準備の「簡単さ」も重要な判断基準となっていることがわかりました。
調査結果より、夕食選びにおいて「おいしさ」は世界共通の最重要項目である一方、日本では経済性、海外では健康や利便性といった価値観の違いが表れていることが明らかになりました。
キッチンで感じる見えないプレッシャー
おもてなしやキッチンの共有、料理スキルの比較は、時にストレスを感じさせます。また、時間や費用が、食べるものの質や選択に影響を与えます。それでも、私たちは工夫しながら食を楽しみ続けています。
日本ではゲストを呼んだ食事会はハードルが高い
ゲストと一緒に食事をすることにストレスを感じている日本人は19%と、世界平均(16%)を上回りました。他国では、ゲストと食事をすることを楽しんでおり、人間関係の構築に役立っていると回答した人が約3割にのぼり、社交の機会として前向きに捉えられていることがわかりました。
日本では「人の家で食事をしたことがない(58%)」「自宅にゲストを招いてディナーをしたことがない(69%)」と回答した人の割合が高く、家での食事交流が比較的限定的である実態がうかがえます。
さらに、「1週間に人の家で食事をする頻度」は子どもの有無によって差が見られました。子どもがいる家庭では11%が「週1回以上」と回答したのに対し、子どもがいない家庭では6%にとどまりました。
子どもを通じた交流が、家庭間の食事機会を生み出している可能性が示唆されます。
自分のペースで食卓を整える
食事は、生活のリズムや食べる場所、食事の際の習慣など柔軟に変化しています。食卓の役割も変わりつつあり、どこで、いつ食べるかは、私たち自身の暮らし方が大きく影響しています。
食事空間の位置づけやダイニングテーブルの役割の違い

主な食事場所について、日本では「リビングルームのテーブル」で食べる人が44%と最多でした。一方、世界では「キッチンのテーブル」で食べる人が44%と最も多く、食事空間の中心が異なっていることがわかりました。
また、グローバルでは18%が「ソファで食事をすることがある」と回答しているのに対し、日本ではわずか4%にとどまり、ソファで食事をする文化はほとんど見られません。さらに、自宅のベランダなどの屋外やベッドで食事をするケースも、日本ではほぼないという結果となりました。
イケア・ジャパンでは、ニーズに合わせて簡単に高さが調節でき、収納もできるÖSTAVALL/エスタヴァル 調節可能ローテーブルや、サイドテーブル、コーヒーテーブルとして1台2役で利用できるOLSERÖD /オルセロード サイドテーブルが人気です。
またダイニングテーブルの使われ方にも違いが見られます。世界では、他者との交流やパーティーなどのお祝い事の場としてダイニングテーブルを活用する割合が高い一方、日本ではそうした機会が少なく、またダイニングとリビングが一緒になっている限られた居住空間が多いこともあり、いずれも一桁台にとどまる結果となりました。
加えて、仕事や宿題をダイニングテーブルで行う割合も、日本は世界平均より低く、仕事は7%(世界平均14%)、宿題は3%(世界平均12%)でした。ダイニングテーブルを多目的に活用する傾向は、他国の方が強いことがうかがえます。
一方で、日本では「一息つく場所」としてダイニングテーブルを利用する人が17%と、世界平均(14%)をやや上回りました。さらに世界では、人生の大切な決断をダイニングテーブルで行うという回答も見られ、食卓が暮らしの中心となる象徴的な場として機能している様子も明らかになっています。
イケア・ジャパンでは、北欧らしいアカシア材をつかったSKOGSTA/スコグスタ シリーズの収納付きベンチやテーブル、チェアが人気の商品です。
URL:https://www.ikea.com/jp/ja/cat/skogsta-series-60753/
“ながら食事”が一般的なスタイル – 6割以上がテレビを見ながら
日本では、一人で食事をする場合でも、誰かと一緒に自宅で食事をする場合でも、6割以上が「テレビを見ながら食べる」と回答しており、“ながら食事”が一般的なスタイルとなっていることがわかりました。日本では食事が、情報収集や娯楽と同時に行われる傾向が強いことがうかがえます。
「料理・食事」はAIには取って代われない温かみがある
最後に、10年後の食生活について尋ねたところ、将来的にさまざまな分野でAIが活用される可能性が指摘される中でも、「キッチンのすべてをAIに任せる時代になるだろう」と考える人は日本で6%、世界でも8%にとどまり、いずれも全体の1割未満でした。
この結果から、料理やキッチン周りは人の手や感覚、家庭ごとの習慣や温かみが重視される領域であり、AIが完全に取って代わるイメージはまだ浸透していないことがうかがえます。
食の分野では、技術の進歩が進んでも、完全な代替は難しいと認識されていることが明らかになりました。
【調査概要】
「イケアの料理と食事に関する調査レポート2026」
調査方法:消費者を対象にしたオンライン調査
調査期間:2025年8月〜9月
調査対象者数:イケアが事業展開している中から31の市場(国と地域)で年齢や性別、地域的多様性を反映させた31,339人
※市場ごとに約1,000人が回答
情報ソース:調査会社 YouGov
イケア・ジャパン
https://www.ikea.com/jp/ja/
(マイナビ子育て編集部)
