アキさんは、夫と息子のアキトくんと暮らす3人家族です。シングルマザーの義妹は、月に何度もアキさんの自宅を訪れ、サクラちゃんを預けて出かけます。サクラちゃんがインフルエンザにかかり、熱が下がったばかりでもお構いなしに預けて去っていきます。
アキトくんにうつれば、アキさんが仕事を休まざるを得なくなるかもしれない、という状況に、アキさんは戦々恐々しつつ、あまりにも配慮にかけた身勝手な義妹にモヤモヤが募ります。
義妹は実家暮らしで働いていないものの、夫は「離婚したばかりでつらい時期だし、両親も共働きで頼れないから、息抜きさせてやってほしい」とかばいます。
しかしその裏で、義妹は子どもをアキさんに預けて、家庭をもつ男性との不倫していたのです。
不倫相手に「子どもは?」と聞かれると、「お兄ちゃんたちは、私の専属シッターなの♡」と笑います。
家族には「元夫のモラハラで離婚した」と伝え同情を誘っていますが、実際は夫に自身の不倫がバレたことで離婚していたのです。
病み上がりの姪っ子を預かったが…
















「やっぱり、お熱上がってきたね……」
預かっていたサクラちゃんの熱がぶり返し、アキさんは義妹に連絡を入れますが、電話もつながりません。
しばらくして迎えに来た義妹に「39度もあるよ!」と伝えても、まるで気に留めていない様子です。
義妹が帰宅後、夫はアキさんへ「今日はありがとう、家事は明日やればいいよ」と発言。
アキさんは「その家事、誰がやるのよ」と思いながら、「姪っ子を預かるなら夫が子どもたちを見てほしい」と不満を募らせるのでした。
▼夫は、アキさんを労わるつもりで「家事は明日でいい」と言ったのかもしれませんが、実際に手伝うわけではなく、アキさんの負担は増えています。ワンオペで疲れたアキさんが求めていたのは、「やらなくていいよ」という言葉ではなく、「今日は自分がやるよ」という行動なのではないでしょうか。
夫にとって、子どもの看病と家事、育児までひとりでこなす大変さは、実際に自分で経験してみないと想像しにくいものかもしれません。日頃からお互いの負担を共有し、相手の大変さを想像し合える夫婦関係を目指したいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子

