オトナミューズ3月号は、岩堀せり&佐田真由美、永遠の最強コンビに表紙を飾っていただきました。雑誌『ViVi』での出会いから27年、未だ輝きを失わない……それどころか年齢を重ねるごとに魅力が増していくふたりの“今”を切り取ります。撮影が終わり、ふと心に浮かんだ言葉、「Stronger Together=一緒だともっと強い」という言葉を添えてお届け。
ライバルではなく、支え合う存在として
【真由美着用】ホワイトキャミドレス¥748,000(ニナ リッチ/イザ)、ブラックローファー¥154,000(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン ファッション事業本部)
【せり着用】ブラックキャミドレス¥209,000、ブラックフラットシューズ¥118,000、(共にクレージュ/エドストローム オフィス)
同い年で同業種。比較や評価にさらされがちな立場にありながら、ふたりは長年にわたり友情を育み自然体で関係を続けられる稀有な存在。その距離感の秘密を探ると共通の価値観が見えてきた。
佐田真由美(以下M) どこかでライバルになったり、距離ができたりっていうこともよくある話だと思うけれど、私たちでいえば“べったり”じゃないのがいいんだと思う。毎日連絡を取るわけでもないし、全てを共有しているわけでもないよね?
岩堀せり(以下S) そう。でも、ここぞというときは頼れるし、なんでも話せる。心地よくいられるのは、お互いに自分の人生を生きているし、その付かず離れずな距離感が絶妙なのかなと思う。
M 性格も働き方も違うけれど、私はせりちゃんが「家族が一番」だと常に思っていることにとても共感していて。世の中にはいろんな考えがあるなかで、家族の存在が軸にあって、何より大事にしている。そんなせりちゃんだから馬が合うんだよね。
S 佐田さんも家族愛が強い人。それでいて常にバリバリ働いているのに、ちっともギラギラしてなくて。競ったり、奪ったりもなく、自分の仕事をまっすぐ全うしているんですよね。さらに家族にもちゃんと矢印が向いているので、私はひとつのことしかできないタイプだから、昔から「すごいなぁ」とリスペクトが止まらない。本当に唯一無二だなと感じてる。
M 私は多動なの。ただ落ち着いていられないってだけ(笑)。
S そこは私たち対極だよね。私はずーっとダラダラできる。実は、今日久しぶりの撮影でちょっと緊張してたの。でも、佐田さんがいるから大丈夫って安心できた。
M こちらこそ、せりちゃんがいる安心感はすごい。一緒に場数を踏んできた信頼って、計り知れない。
人生のステージが何度も書き換えられるなかで、同じ人と笑い合っていられることは実は奇跡に近い。キャリアも年齢を重ねた今だからこそ、その価値がより一層輝く。
M 改めてこの年になって、こういう関係のありがたみが分かるようになりました。
S 本当に財産だなって思います。
【真由美着用】レザージャケット¥1,210,000、ホワイトドレス¥1,540,000、サングラス¥37,400 ※参考価格、ローファー¥160,600(全てジバンシィ by サラ・バートン/ジバンシィ ジャパン)、ソックスはスタイリスト私物
【せり着用】ピンクドレス¥992,200、ゴールドネックレス¥176,000(共にクロエ/クロエ カスタマーリレーションズ)
理性ある、やり過ぎない美容
【真由美着用】ホワイトキャミドレス¥748,000(ニナ リッチ/イザ)、シルバーミニバッグ¥204,600(ジミー チュウ)
【せり着用】ブラックキャミドレス¥209,000(クレージュ/エドストローム オフィス)
【床に置いた小物】ブラックパンプス¥126,500(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス)、レッドパンプス¥167,200、リボン付きミュール¥202,400、ゴールドミニバッグ¥1,128,600(全てジミー チュウ)
続いてはふたりの美容トーク。「もう、大変なんだから」と率直なひと言から始まった。美容は特別なイベントではなく、生活の一部。ふたりにとってそれは更新ではなく管理に近いもの。
M 夢のない話で申し訳ないけれど、私たちの世代で「何もしてません」というのは無理があるし、隠さなくていいと思っていて。私は2週間に1回のペースでクリニック、ヘアもトリートメントを1カ月半に1回ぐらい。ピラティスにも通っているから、美容で大忙しです。1カ月があっという間に終わっちゃう。
S 佐田さんの後だと言いづらいんだけど、私は月1回くらいLAで韓国系のクリニックに行くくらい。でも、何も詳しくないから、どんな施術をしたらいいのか分からない。「せり、ここたるみ過ぎ」「毛穴広がり過ぎ」と容赦なく言われながら(笑)、私に合ったメニューを組んでもらっている感じかな。
M 信頼できる先生に任せるのが安心だよね。
S とにかく痛いのが嫌い、ダウンタイム一切なしでと伝えて、私もあとはお任せしてる。フェイシャルエステのつもりで行ったら、レーザーをバチバチ当てられるときもあるけれど。
興味深いのはふたりに共通しているのが、何を「する」かより、何を「しない」かについての明確な基準を持っていること。
M ヒアルロン酸の注入はしてないですね。ボトックスもおでこに打ったら、まぶたが重くなったことがあって、「これ、合わないかも」とすぐにやめました。
S やってみないと分からないけど、合わなかったらきっぱりやめるのが大事。私もボトックスは鼻まわりに打ったけれど、めっちゃ痛いの。でも、小鼻がキュッとするし、人中も短く見えるので。ただ、その変化に感動しても、次の日にはもう見慣れていて、「もっと小さくなるのかな?」と思っちゃうのが怖い。
M 変わった自分を見慣れてしまうのって、けっこう危険。だから最初に変わった瞬間の衝撃を忘れないようにしなきゃだよね。「もっとここをこうしたい」っていう気持ちを理性でグッとおさえる。エラの張り具合が嫌いで何百回も細くなりたいと思ってきたけど、この嫌いなパーツが実は自分のチャームポイントなんじゃないか? と思ってきたら嫌ではなくなってきた。
S 我慢は大事。アメリカにいると、リップにヒアルロン酸を入れたくなるけど、絶対に印象が変わっちゃうなと思って。
M ただ、すごく上手に取り入れている人を見ると、羨ましいなと思う気持ちもやっぱりあるよね。
S 誰も自分のことなんて見てないから、やりたいようにやっていいと思う自分もいるけれど、今はまだそこには行き着けないのが正直なところかな。
M うん。おばあちゃんになったらやっちゃうかも(笑)。
S 何も怖いものがないもんね。おっぱいも入れようかな。
M 大改造(笑)。明るい整形はすごくいいと思う。逆にもっともっとと自分を追い詰めるような施術はしたくない。
S カタチを変えることと若々しく見えること。その目的をちゃんと区別していかないと。
M なんだかんだ自分の顔に愛着があるし、大事にしたいよね。
【真由美着用】レザージャケット¥1,210,000、ホワイトドレス¥1,540,000、サングラス¥37,400 ※参考価格(全てジバンシィ by サラ・バートン/ジバンシィ ジャパン)、ソックスはスタイリスト私物
【せり着用】グリーンドレス¥396,000、サングラス¥37,400 ※参考価格、イヤリング¥261,800(全てジバンシィ by サラ・バートン/ジバンシィ ジャパン)、レースタイツはスタイリスト私物

