
イタリアの伝統料理Trippa(トリッパ)は、冬の煮込み料理としてイタリア全土で愛される一品です。
特に、ローマやトスカーナ、北イタリアが有名ですね。
トリッパは牛の胃の部分のこと。柔らかく弾力があって、ハチの巣のような感じが特徴です。日本では牛モツに近いものだそう。
コラーゲンや脂質から濃厚な味わいを生み、長時間煮込んだものをアツアツで食べることから、体を温めるスタミナ料理と言われています。
地域によって調理方法が異なりますが、2月に外食した際、北イタリアのレストランで主人が注文したトリッパはトマトと香味野菜、白インゲンで煮込んだものでした。
余談ですが、昔のローマでは、トリッパなどの内臓料理は、貧しい人の食べ物とされていたそう。
肉を解体すると、フィレやロース、モモ肉などは値段が高く、裕福な人やレストランが購入。
安価な内臓は、貧しい人が食べる食材になり、内臓を使った料理が生まれ、広まっていったそうです。

