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福本莉子が看護師役で主演 プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」の制作が開始

福本莉子が看護師役で主演 プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」の制作が開始

「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」で主演を務める福本莉子
「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」で主演を務める福本莉子 / ※提供写真

福本莉子が主演を務める、プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」(毎週日曜夜10:00-10:45、NHK BSP4K/NHK BS)の制作が開始されたことが発表された。放送は6月28日(日)より、全8話が予定されている。

■北アルプスを望む小さな総合病院が舞台のヒューマンドラマ

本作は、「神様のカルテ」や「スピノザの診察室」などで知られる現役医師の小説家・夏川草介氏による同名小説が原作。清らかな水と澄みきった空気の流れる信州・安曇野にある小さな総合病院を舞台に、看護師と医師が患者一人一人の人生と真剣に向き合う姿を描く。

物語の中心となるのは、患者に寄り添おうと奮闘する若手看護師・月岡美琴(福本)と、花を愛する少し不器用な研修医・桂正太郎(菅生新樹)。二人が、高齢化が進む地域医療の現場で「延命か、それとも看取りか」という重い問いに直面しながら、確かな絆を育んでいく。

ほか共演に、吹越満、内藤剛志が名を連ねる。

■福本莉子(月岡美琴役)のコメント

私が演じさせていただく美琴は、生まれも育ちも松本で、長野県安曇野市にある小さな病院で働き始めて3年目になる看護師です。忙しない日々の中でも、自分にできることをひたむきに積み重ねていく、明朗快活で前向きな彼女の姿に大きな魅力を感じました。

物語を読み進める中で、「人は何をもって生きているのか」「延命とは何なのか」「どのように死へ向かっていくのか」という問いが浮かび上がりました。そうした問いの中で、高齢者医療や終末期医療の現実に悩みながらも患者と真摯に向き合い続ける医療従事者の皆さまの姿には、深く考えさせられました。いつか自分自身や大切な家族にも訪れる未来を、私たちはどのように受け止めていくのか。そして、未来へとつながる医療とは何なのか。私自身も考え続けながら、この作品と向き合っていきたいと思います。

■菅生新樹(桂正太郎役)のコメント

「人生の最後をどう迎えたいか」。自分にとってはまだまだ先だと思っていた人生最後の終末期。最後の医療について家族と話し合っておく仕組みを“人生会議”というそうです。そんな言葉さえも僕は初めて耳にしましたが、今やることに意味のあるテーマだと思いました。

今回こうして人生の最後を考えるきっかけになるようなドラマにご縁を頂き感謝しています。自分の人生においても学びが多い作品になると確信しています。そして登場人物と共に視聴者の方々と一緒に考えていけたらうれしいです。『勿忘草の咲く町で』は医療ドラマでもありながら、ハートフルですてきな物語です。自分のできること全てを尽くして、精一杯努めますので、宜しくお願いします。
菅生新樹
菅生新樹 / ※提供写真


■吹越満(消化器内科指導医・三島清一役)のコメント

病院を舞台にした作品は久しぶりだ。前回、お医者さんを演ったのはいつだったか。その時はまだ両親は生きていた。今はふたりとも他界している。

今回は、自然に、両親を診てくれた先生や看護師さん、ヘルパーさん施設のスタッフの皆さまのことを思い出しながら台詞を覚えたりすることになるでしょう。この、若い看護師と研修医の成長を見守る三島の役を通して、日夜、医療の現場で働いている方々への恩返しとなるような、そんな演技ができれば…と思います。
吹越満
吹越満 / ※提供写真


■内藤剛志(循環器内科指導医・谷崎譲治役)のコメント

谷崎という医師は、ときに冷酷で、恐ろしいほど割り切った判断を下します。しかしそれは、医療の限界と現実を知り尽くした者だからこその覚悟でもあります。

この作品は、「命を救うとは何か」「見送るとは何か」を見る方に問いかける骨太なドラマです。谷崎の言葉は決して優しくはありませんが、その奥にある葛藤や人間味を丁寧にすくい取り、表現していきたいと考えています。皆さまがご自身の問題として受け止め、命と向き合うきっかけになればうれしいです。怖さと情熱を併せ持つ一人の人間として、誠実に演じたいと思っています。

現場の緊張感と静かな覚悟を画面越しにお届けしたい。心に長く残る人物を目指します。ぜひ見届けてください。よろしくお願いします。
内藤剛志
内藤剛志 / ※提供写真


■原作・夏川草介氏のコメント

自分の作品の中で「唯一の医療小説」。それがこの物語の、私の中での位置づけです。私自身が医療現場で直面した具体的な問題をテーマに据え、徹底してそこに焦点を当て続けることを心がけた作品だからです。出版からすでに五年以上の月日が過ぎ、その間にも医療技術は確実に進歩していますが、作中に取り上げたテーマは依然として現場に立ちはだかっています。どれほど技術が進んでも、命をとりまく問題の本質は変わらないということを痛感します。けれども問題が困難だからといって、悲観や絶望を伝えたいわけではありません。正解はありませんが、私なりの希望はしっかりと描いたつもりです。安曇野の景色と、沢山の花々とともに、この物語を多くの人に届けられることをうれしく思います。

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