【保育士が警鐘】デニムも危険!?かわいいけどケガの原因に…子どもの動きを妨げる、秋冬のNG服とは

【保育士が警鐘】デニムも危険!?かわいいけどケガの原因に…子どもの動きを妨げる、秋冬のNG服とは

保育士の中田馨さんが、子どもの秋冬の服装での注意点について教えてくれました。今の時季は朝晩で寒暖差もあり、どのような服装にするのかも迷いますよね。また、おしゃれな服もたくさんありますが、実は子どもに着せるには注意の必要な服装もあるようです。
子どもの月齢や活動の幅に合わせて服装選びのポイントを紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。


こんにちは! 保育士の中田馨です。10月になり、秋の空が広がるようになってきました。朝夕は涼しく、日中はまだ暑い日もあるので、子どもに限らず大人も着る服に悩んでしまうこともあると思います。


そこで今回は、秋冬の子どもの服装で気をつけたいことをお話しします。

0歳児に気をつけたい服装

足先までカバーされたロンパース

冬本番になると気をつけたい服装の1つが、足先までカバーされたタイプのロンパースです。寒い冬ですので、足の先までカバーされていたら保温性があって安心です。

しかし、お部屋で活動するときは、足先にカバーのないタイプの服を選んでください。なぜなら、ハイハイするときに床を蹴りにくかったりして、活動の幅を制限してしまう可能性があるからです。また、つかまり立ちする場合、すべりやすいことはもちろんのこと、足先部分を反対の足で踏んづけて、転倒することもあります。

着せ過ぎに注意

特に0歳児の場合、外へ行くときにベビーカーや抱っこひもで移動することも多いでしょう。その際、寒いだろうとたくさん服を着せていると、汗をかくこともあります。寒い外にいたとしても、時折赤ちゃんの背中に手を入れて、汗をかいていないかのチェックが必要です。

歩くようになったら気をつけたい服装【ズボン編】

1歳前後になり、歩くようになったら活動の幅が広がってきますね。その際に気をつけたいのが【ズボンの素材】です。夏は短パンだったのが、秋冬になると長ズボンをはく機会も増えてきます。特に公園などお外で思いっきり遊ぶときは、伸縮性のあるやわらかいズボンをはかせると、活動しやすいでしょう。私の経験では、デニム生地のズボンは伸縮性が少ないので動きにくいものです。転ぶことも多いように思います。


まだ私の息子が幼児のころ、スリムな赤いズボンがかっこよくて購入したことがあります。私はウキウキで買ったそのズボン、息子は「キツイ」と言ってほぼはいてくれませんでした。購入時はかっこよさだけでなく、はきやすさも大切なんだと印象に残った出来事でした。

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