困ったときの実践的な応え方
お土産が虫などの生々しいものだった場合、冷静でいるのは難しいかもしれません。しかし、猫の気持ちを考えると、まずは「落ち着くこと」が何よりも大切です。
第一に、大声を上げたりパニックになったりせず、優しい声で「持ってきてくれてありがとう」と声をかけてあげてください。
猫は言葉の内容よりも、飼い主の表情や声のトーンから感情を読み取ります。穏やかに接することで、猫は「自分の気持ちが伝わった」と満足します。
次に、猫が満足してその場を離れた隙に、新聞紙などで包んでこっそり処分しましょう。猫の目の前で捨ててしまうと、「せっかく持ってきたのに!」とショックを受けたり、もっと良いものを持ってこようと張り切ったりすることがあります。
見えないところで速やかに処理するのが、お互いにとって一番ストレスのない方法です。
やってはいけない!NGな対応
よかれと思ってやってしまいがちな対応の中には、猫を混乱させてしまうものがあります。特に「悲鳴を上げて逃げ出すこと」には注意が必要です。
飼い主が大きな声を出して走り回ると、猫は「飼い主が獲物を見て興奮して喜んでいる」とか、「もっと激しく遊んでくれている」と勘違いしてしまいます。その結果、猫が嬉しくなってしまい、また次のお土産を持ってくるという悪循環に陥ることがあります。
また、その場ですぐに叱りつけたり、目の前でゴミ箱に捨てたりするのも避けましょう。猫にとって狩りは本能的な善行であり、悪気は一切ありません。
大好きな人から突然怒られるのは、猫にとって大きな恐怖やストレスとなり、せっかくの信頼関係にヒビが入ってしまう恐れがあります。驚きをぐっとこらえて、大人の対応を心がけましょう。

