尿蛋白が出ている・腎臓病リスクがある人に食事以外でおすすめの対処法は?
尿蛋白が出ている腎臓病の方でも、腎機能の低下が無ければ通常通りの生活で特に運動の制限はありません。生活習慣病の合併も多いことから適度な運動はむしろ勧められます。しかし、尿蛋白量が多いネフローゼ症候群や腎機能が低下している場合には激しい運動は制限されたり、安静が必要な場合もあります。詳しくは病態により変わるため、主治医に確認しましょう。
また、十分な睡眠をとり、ストレスがかからないように生活することはとても大切です。リラックスできるように、環境を整え十分な休息をとるようにしましょう。
「尿蛋白が出やすい人の食事」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「尿蛋白が出やすい人の食事」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
健診で尿蛋白が出たのですが食事の塩分がどのくらいまでなら腎臓に負担がかかりませんか?
伊藤 陽子(医師)
健診で尿蛋白が出た場合、まず尿蛋白が持続して出ているか確認をする必要があります。もし、尿蛋白が持続している場合には、腎臓に負担がかからないように1日当たり6g未満の塩分制限を行うことがすすめられます。
尿タンパクが陽性で血圧が高めの人はどんな食事を意識すべきですか?
伊藤 陽子(医師)
尿蛋白が陽性で、血圧が高い場合、まずは減塩食がすすめられます。1日当たりの塩分量を6g未満として食事療法を行いましょう。また、腎機能の低下もみられる場合には、蛋白制限が必要なこともあります。詳しくは主治医に確認をしましょう。
尿蛋白を改善する飲み物はありますか?
伊藤 陽子(医師)
残念ながら尿蛋白を改善する飲み物はありません。減塩をすすめて食事療法を行いましょう。尿蛋白を悪化させる飲み物として、たんぱくを過剰に摂取するプロテイン飲料が挙げられます。蛋白制限が必要なくとも、たんぱくの過剰摂取は勧められません。蛋白尿が出ている方では、プロテインの摂取は避けましょう。

