1.しっぽは「激しくない」のが愛情
動物が嬉しいとき、犬のようにしっぽを大きく振るイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし猫の場合は逆。大きくバタバタ振ったり、細かく数多く振るのは、怒りや警戒、いら立ちのサインです。
猫がしっぽで行う愛情表現は、動きが激しくないことが特徴です。たとえば、しっぽをピーンと立てたり、体にそっとしっぽを巻きつけてきたり、軽く触れる程度にしっぽをあててくるなどです。これらは喜びや安心、親しみを表し、「ここにいて心地いい」という気持ちも込められています。
もし愛猫がしっぽを立てて近づいてきたら、軽く背中をなでたり声をかけたりしてあげましょう。猫が好意的な様子だからといって、しっぽを触ろうとするのは厳禁。距離を大切にしてくださいね。
2.背中を向けるのも愛情
猫がこちらに背中を向けて座っていたり、枕元に来るときも背中を向けて寝ているということはありませんか?
人間の場合は「背を向ける」という行動に、冷淡さやネガティブな感情を想像しがちですが、猫にとっては愛情表現の一種です。
実は、動物である猫にとって、背中は急所でもあり、本来は簡単に見せる場所ではありません。その無防備な部分をこちらに向けているのは、「ここは安心できる」「この人のそばは安全」という信頼のあらわれです。あえて背中を預けるのは、気を張る必要がない証拠なのです。
もし、愛猫が背中を向けていたら、無理に正面に回り込まないこと。
顔をのぞき込んだり、抱き上げたりせず、同じ空間で静かに過ごしましょう。軽く背中を撫でる程度で十分です。言葉はなくても、「そばにいるよ」と伝わっていますよ。

