5.ついてくるけど距離がある
猫は、飼い主さんがトイレに行くときや階段を登るときなど、部屋を移動すると、ついてくることがあります。しかし、後ろにいるわりに一定の距離があり、ぴったり横につくわけでも、足元にまとわりつくわけでもないと不思議になるものです。
そんな少し距離を保ちながら、同じ方向へついてくる行動も、実は猫の愛情サインのひとつ。「見守り」や「仲間意識」のあらわれといわれています。
猫は本来、単独で行動する動物です。それでもあえて同じ空間を移動するのは、「一緒にいる」という感覚を共有しているから。常にべったりではないのが、猫らしいところですね。
そんなときは、大げさに構えず、そのままにさせてあげること。抱き上げたり立ち止まったりせず、「どうしたの?」と軽く声をかけるくらいで十分ですよ。
一定の距離を保ちながらも、同じ時間を歩くという、猫なりの「あなたと一緒にいるよ」という静かなメッセージといえるでしょう。
まとめ
猫の愛情は、決して派手ではありません。先述した以外にも、ゆっくり瞬きをしてくれることや、小さな声で鳴くなど、ささやかな行動が挙げられます。
どれも大きなアピールではない、見逃してしまいがちなサインですが、猫なりの信頼や親しみの表れです。しかし、意味を知ることで、何気ない日常の一場面が、今よりもっと愛おしく感じられますよ。

