
■「ファンの方が会いたいって言ってくれるならリアルイベントをぜひやりたいと思って」
――メディアにインタビューされるのは、卒業して以来ですか?
はい。久しぶりに取材でこうやってメディアの人に写真を撮ってもらって、インタビューを受けるので、やっぱり緊張しますね。現役時代も個別のインタビューはめっちゃやったわけじゃなかったので、その時も緊張していたことを思い出しました。
――卒業して2年3カ月が経ちましたが、どんなふうに過ごされていましたか?
卒業してからは、ちょっと芸能界から離れようと思って。一般的な感じで、毎日規則正しい生活をしていました。やっぱりアイドルの時とは全然違う生活を日々送っていて。そんな中で、心のどこかで芸能活動をもう一度してみたいなって思いながら過ごしていた2年間でした。
――どんなタイミングで、芸能活動を再開したんですか?
きっかけは、TikTokライブの時の、ファンの方からの声が一番でした。芸能活動をもう一回してみたいなとは思っていたんですけど、やっぱりファンの方が今どういう気持ちなんだろうっていう不安がずっとあったんです。
でもライブ配信の時に、ファンの方がすごく快く配信を受け入れてくれて。そんな中で「直接会いたい」とか、それこそなんやろ、「もっと表にもっと出てほしい」みたいな声を言ってくださる方がけっこう多かったので、それがやっぱりあと押しになったのかなと思いました。

――芸能界復帰一発目は何をされたんですか?
復帰一発目はTikTokライブです。TikTokライブを毎日配信しますって言ったら、それを活力に頑張れるとか、何日か経った時にも「もうそれが日課になってる」とか言ってくださる方が多くて。そのおかげで私も毎日頑張れてるって感じですね。
――そして3月21日に「TSUTAYA EBISUBASHI」でリアルイベントを開催されるんですよね。イベントをやろうと思ったきっかけは何だったですか?
きっかけも配信からで、その配信を始めた時に「こんなにも今も応援してくださるファンの方がいらっしゃるんだ」っていうのを自分が感じられたことと、やっぱり直接会う機会を望んでくださっているのが一番大きかったです。
NMB48時代も、会いに来てくださる方がたくさんいて、ファンの皆さんへの感謝の気持ちがずっとあったので、そんなファンの方が「会いたい」って言ってくれるなら、ぜひやりたいと思って、やろうって決めました。
――どんな内容になるんですか?
「貞野遥香ファンミーティング 『はるかレーン満員計画再来』」というイベント名なんですけど、簡単に言うと、握手会とチェキ会みたいな感じになります。

――完全にアイドル復活ですね。
そうなんです。トークイベントみたいなのはよくあると思うんですけど、それだと配信を毎日しているので、同じ感じになっちゃうかなって思って。特別感があまりないかなって感じたんです。
せっかく直接会えるなら、特別感があって、私自身がファンの方一人ひとりと喋りたいなってと思って。全体に向けて話すというより、個人的に話したいなって思ったので、「じゃあ握手したいな」と思って握手会にしました。
――熱いですね。
はい、熱いです!まず握手をさせてもらいたいって思ったのと、チェキ会はファンの方からも「やってほしい」っていう声をいただいてたので、やっぱり形に残るって一番の思い出だと思うので、チェキ会もできたらなと思って、今回ちょっとどっちも詰め込みました。
――ファンと直接対面するのは卒業ぶりですよね?
もう2年以上になります。ドキドキワクワクって感じですね。でもきっと、こんな感覚やったなていう、当時の思い出が蘇(よみがえ)ってくるんだろうなっていうワクワク感の方が強いです。
――やっぱりファンあっての貞野さんですよね。ファンのことが忘れられないんですね。
いや、間違いないです。 やっぱり芸能活動を休んでいた時期も、インスタはずっと更新していて、コメントをくださる方や、いいねを押してくださる方、DMでコメントくださる方もたくさんいたので、芸能活動をしてなくても、こんなにも見守ってくれているんだっていううれしさと感謝があって、ずっと心のどこかにファンの方がいますね。
――ファンはすべてを肯定してくれますよね。
本当にそうです。何をやっても甘やかしてくれて(笑)。本当にパワーを与えたり、与えてもらったりで、お互いにって感じです。

■「コスメとかファッション系のお仕事をしていきたいなって思っています」
――ファンからすると、芸能界を離れてもう会えないかもしれないと思っていたのが、また生で見られて、しかも2年ぶりに握手までできるので最高ですね。
ファンの方からも「こういう機会を作ってくれてありがとう」みたいなコメントを、今回イベントをするにあたっていただいたりして、やっぱりやるって決めてよかったなってめっちゃ思ってます。
――一部完売という話も聞いています。きっと二部も完売すると思うんですが、今後も定期的にこういったイベントをやっていこうと考えていますか?
そうですね、今回、日程的に来られない方もいらっしゃったので、これからもちょくちょくやらせてもらって、「ちょっと会ってみたいかも」って思ってくださる方も増やしつつ、今来てくださる方との交流もずっと続けていけたらいいなと思っています。
――芸能活動に限らず、今後の目標はありますか?
せっかくNMB48という大きな場所でアイドルさせてもらって、選抜メンバーにも選んでいただいたり、チームのキャプテンもさせてもらった時期もあったので、それをいい意味で活かしながら、アイドルではなくなったけど、貞野遥香という存在をもっと多くの方に知っていただけるようになりたいなって思っています。一人の女性としてはポンコツすぎるので(笑)、もっとしっかりしていきたいなとは思ってますね。

この2年間、芸能活動をしていなくて、その時期にあらためて「挑戦することが自分は好きなんだ」って気づきました。最近はそういう挑戦をいろいろ始めているので、これからもいろんなことに挑戦して、新しい自分を見つけながら、自分がやりたいことをもっと明確にしていきたです。
――具体的にこうしたいというのはありますか?
今年24歳になるんですけど、20代前半のうちに、今の等身大の自分を形として残せたらいいなって思っています。アイドルの時と変わらない部分ももちろんいっぱいあると思うんですけど、この2年間で少し大人になった自分もきっとあると思うので、今の自分を全部さらけ出して残せたらいいなと思います。
あと、アイドルの時からコスメがめちゃくちゃ好きで、リップを200本ぐらい集めていたほどコスメ好きなので、美容系のお仕事とかもやっていきたいです。インスタも今ファッション系で数字も伸ばしたいと思って投稿も頑張っているので、コスメやファッション系のお仕事をしていきたいなって思ってます。

アイドルの時は男性ファンが中心だったので、これからは私も大人になってきたし、アイドルも卒業しているので、女性に憧れられるような女性になっていきたいなと思っています。コスメやファッション系に関わっていけたらうれしいです。
――では、最後にメッセージをお願いします。
この2年間、ファンの方のことを忘れることなく、ずっと考えていました。今回イベントが決まって、ファンの方と交流する場がまた再開できるようになって、私自身めちゃくちゃうれしいです。
なんやろ、アイドルを卒業しても、ファンの皆さんありきの自分なんだなってあらためて再確認したので、これからもファンの方への感謝の気持ちはずっと忘れずにいたいと思っています。
ファンの方にとっても、それこそ活力になれるような存在になれたらいいなと思っています。私のことを知らない方のほうがまだまだ多いと思うので、これからはアイドルを卒業してファン層も変わってくるとは思いますが、気に留めてもらえるような何かを自分で見つけていけたらなと思います。
撮影・取材・文=野木原晃一
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