3.加齢によるホルモンバランスの変化
シニア期の猫では、加齢による代謝やホルモンバランスの変化が体重減少につながることがあります。単に年齢のせいだと思われがちですが、病気が関与している場合もあるのです。
代表的なものに「甲状腺機能亢進症」があり、食欲が増しているのに体重が減る、落ち着きがなくなるといった様子が見られることがあります。
食事は問題ないのに急に痩せてきた、以前よりもよく鳴くようになった、水をたくさん飲むようになったなどの変化があれば、血液検査を含めた確認をするのが望ましいです。
猫の年齢にかかわらず、体重の減少は見過ごさないようにしましょう。特に、シニア期では定期的な血液検査が早期発見の重要なカギです。
4.腎臓病や糖尿病などの内科的疾患
慢性的な腎臓病や糖尿病などの内科的疾患がある場合でも、体重が減少することがあります。猫の姿を見ていて、「以前より背骨やあばら骨が目立つ」と感じたら、体の変化に目を向けてください。
腎臓病では食欲の低下や体重減少が徐々に進むことが多く、糖尿病では多飲多尿とともに痩せることがあります。
水を飲む量や排尿回数の増加、元気の低下がみられる場合は受診の目安です。特にシニア猫においては定期的な健康診断が、早期発見につながります。

