
Smart相談室は、10月7日(火)~13日(月)の期間、「松本湯」とのコラボレーションイベント「もやもや洗湯」を開催する。
なお、10月9日(木)は定休日だ。
深刻化するメンタルヘルス問題
近年、メンタルヘルスの問題は日本社会において深刻化しており、厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)令和2~5年」によれば、国内の約13.5%の事業所でメンタル不調が発生したことが明らかに。
厚生労働省の『令和6年度「過労死等の労災補償状況」を公表します』によると、精神障害を原因とする労災認定件数は今回初めて年間1,000件を超えたことがわかった。
さらに、横浜市立大学の「メンタル不調の影響、年間7.6兆円の生産性損失に—GDPの1.1%に相当と試算」では、メンタル不調による損失額は年間約7.6兆円に達するという研究結果もあり、経済や社会に大きな影響を及ぼしている。
こうした状況を踏まえSmart相談室は、メンタル不調の未然防止には「不安や悩みが深刻になる前に気軽に相談すること」が重要だと考えている。しかし日本人は、「相談」に対する心理的ハードルが高い傾向があるだろう。
Smart相談室のユーザーアンケートでは、約34%の人が「不安や悩みを抱えている」と回答しながらも、相談しない理由として「特に相談することはない」と挙げているそう。相談行為そのものへの抵抗感がうかがえる。
とりわけ40〜50代男性は、職場での責任増加や人間関係の希薄化により、悩みを抱えても周囲に打ち明けにくい状況だ。実際にSmart相談室が40〜50代男性415名を対象に行った調査では、「仕事やプライベートで悩みを抱えたとき、主にどのように対応していますか」という問いに対し、40%が「悩みを抱えても一人で我慢する」と回答し、最も多い結果となったようだ。
誰もが立ち寄れる銭湯を活用した「もやもや洗湯」

相談のハードルを下げるためには、まずは自分の気持ちに目を向け、モヤモヤを吐き出すことでスッキリする経験を重ねることが重要。その場としてSmart相談室が注目したのが「銭湯」だ。銭湯は体を温めてリラックスできるだけでなく、心の緊張をほぐし、自分の気持ちに向き合いやすくなる環境を備えている。
そこでSmart相談室は、10月10日の世界メンタルヘルスデーに合わせて「もやもや洗湯」を開催し、“心をととのえる”きっかけを提供し、相談しやすい空気づくりに取り組む。
