36歳・元『渡鬼』子役が感じた“女一人旅への奇異の目”とは。楽しむために心がけている5つのこと

36歳・元『渡鬼』子役が感じた“女一人旅への奇異の目”とは。楽しむために心がけている5つのこと

一人旅は「with己」の旅

 今年8月には京都と大阪へ そんなこともありましたが、今はかなり時代が変わり、私もだいぶ大人になりました。もう飛行機も新幹線も使えますので、「ずらし旅プラン」などを活用しつつ、折に触れて旅行しています。

 最近気づいたことなのですが、私、どうも人より考えている量が多いんですね。京大の山中教授のごとく理論が溢れかえっているというわけではないです。

 しかしてバスや電車に乗っていても気づいたこと、思い出したこと、考えついたことがドバドバと脳内をめぐります。また、言語化もかなり早い。

 私と同じくらいマシンガントークの、よく遊ぶ仲良しのお姉さま(※実姉ではない)なら問題ないんですけれども、時折人様を疲れさせてしまうのです。ちなみに、そのお姉さまとは遊ぶと朝から晩までずっと喋っています。

 一人旅だと当然その感想を口に出すことはありません。人に話すときはある程度、話をまとめることになる。これがちょうどいい塩梅であり、今このようにエッセイを書いたり、記事を書いたりするのに役立っている気もいたします。

 最近は、思ったこと、感じたことはメモを取るようにしました。昔は旅行の内容を全部時系列で頭の中に残っていたものですが、書くと整理されることに気づきました。遅い。

 好きすぎてグッズのうちわを買った人 一人旅とはwith己、の旅です。旅の間は考えごとが多くなります。その結果、新たな取材の企画を思いついたり、自分の進むべき道が見えてきたり、会いたい人を思い出したり。

 実は日常で一番忘れがちな、「私」に出会えるのが一人旅の醍醐味かなぁと思います。

 好きなのはわかったけど、楽しみ方がわからない、とたまに言われるので、私が一人旅をエンジョイするために心掛けていることもお話しておきましょう。

1.迷い道も楽しむ(だって自由だから)

 一人で行った京都鉄道博物館。大はしゃぎした 普通に人と遊んでいても、フラフラあちこち行きたくなってしまう私。先ほど話したお姉さまなどには、しょっちゅう首根っこをつかまれています。クーン(犬?)。

 1人だとまったく問題なし。これが大変に楽しい! 予定がずれることなんかしょっちゅうですが、予約している予定がなければ問題ないのです。だって一人だから!

 ほとんどの場合道に迷いますが、それもまた楽しみ。そこで出会ったパン屋さんや和菓子屋さんがとてもおいしかったり、素敵な建物を見つけたりと、棚からの“ぼたもち”を楽しむのもまた一興なのです。



配信元: 女子SPA!

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