ミネラルを過剰摂取するとどうなる?メディカルドック監修管理栄養士が一日の摂取量・効果・過剰摂取すると現れる症状・不足すると現れる症状・効率的な摂取方法などを解説します。

監修管理栄養士:
都々地尾 ゆき(管理栄養士)
介護老人保健施設で給食管理や栄養管理業務等、約10年間従事しました。その後、管理栄養士の資格を取得し、現在は同施設で栄養ケアマネジメント業務やおやつレクを担当しています。日々の食事を楽しんでいただけるよう、心を込めてサポートしています。
「ミネラル」とは?

生体を構成する主要な4元素のうち、酸素・炭素・水素・窒素以外の元素の総称で無機質とも呼ばれ、五大栄養素の1つです。
1日の摂取量が100mg以上の多量ミネラルと、100mg未満の微量ミネラルに分類されていて、体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。
多量ミネラルとして、カルシウム・リン・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの5種類、微量ミネラルとして、鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンの8種類があり、基準が設定されています。それぞれのミネラルがお互いに影響を与え、吸収を阻害することもあるので、バランス良く摂取することが大切だといわれています。
ミネラルの一日の摂取量

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、ミネラルの種類により、1日の目安量や目標量、また耐容上限量(健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限)が、年齢や性別ごとに定められています。
例えば、ナトリウムは食塩相当量としての目標量が、18〜64歳で、男性7.5g未満、女性6.5g未満、カリウムは目標量として男性3000mg以上、女性2600mg以上。また、リンの目安量は18~64歳で男性1000mg/日、女性800mg/日、耐容上限量として男女ともに3000mg/日と設定されており、不足した場合だけでなく、摂り過ぎた場合にも身体への不調が起こる可能性があるため注意が必要です。
ミネラル名 男性(目安・目標量) 女性(目安・目標量) 耐容上限量
ナトリウム(食塩相当量) 7.5g 未満 6.5g 未満 –
カリウム 3,000mg 以上 2,600mg 以上 –
リン 1,000mg 800mg 3,000mg

