勝手に"傷"認定するママ
私は耳を疑いました。
彼女は、高齢で産んだ私を「傷を持った人」だと思い込み、勝手に「肩身の狭い仲間」に認定したのです。
満面の笑みで同意を求めてくる彼女に対し、私は笑って答えました。
「46歳ですよ。年齢を隠すような生き方はしていませんので、私は」
彼女は「あ、ごめんなさい。歳が近そうでつい……」とバツが悪そうに離れていきました。
「46歳の新米ママ」は、私の誇り
私にとって今の年齢は、これまでの人生を積み重ねてきた証であり、息子に出会うための必然のタイミングでした。
それを「傷」と呼ぶなんて、一生懸命生きている自分自身にも、生まれてきた子供にも失礼。
勝手に壁を作って卑屈になるよりも、堂々と「46歳の新米ママ」を楽しんでいる方が、ずっと子どものためになる、私はそう思っています。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

