らんさんは40代の専業主婦。3歳年上の夫・としろうさんと、小学生になったばかりの娘・あんさんの3人で幸せな日々を送っています。
らんさんは、あんさんへのいじめ疑惑をきっかけにPTAへ入会しました。パトロールと称して学校に足を運び、PTAの立場であんさんを守ろうと決意します。その後、いじめではないことが判明し問題は解決。自宅で落ち着いて過ごすあんさんを見て、らんさんは安堵しました。しかし、それも束の間、あんさんは再び「学校へ行きたくない」と口にします。
給食を食べきれないと昼休みが取れないと知り、担任の松岡先生に対応の見直しを求めたらんさん。しかし学校を完全には信用できず、PTAを口実に頻繁に学校へ通うように。
やがて「教室には来ないでほしい」と注意されると、今度は娘の様子を毎日連絡帳に書くよう要求。しかし担任に断られ、モンスターペアレント扱いされたと感じてしまいます。そんなある朝、娘のあんさんが「ママがいないなら学校に行かない」と泣いて訴えてきました。らんさんは“子どもを守るため”として、「付き添い登校します」と先生に告げて……。
このままでは…教師が思い描く“最悪のシナリオ”















付き添い登校の許可を得たらんさんは、堂々と教室に入るようになりました。一方で、松岡先生とベテラン教師の栗山先生は、神妙な面持ちでらんさんについて話し合います。栗山先生は、説得しきれなかったことを悔やんでいました。
しかし松岡先生は、「あんさんが元気に登校してくれるなら、それでいいと思います」と前向きに受け止めようとします。そんな松岡先生に対し、栗山先生は「らんさんはすでに手に負えない状態で、このままではさまざまな問題が起こる可能性が非常に高いです」と警鐘を鳴らすのでした。
子どものことを思うあまり、登校への不安から付き添いを望む気持ちは理解できます。ただ、その関わり方によっては、子どもの自立や学校生活に影響が出てしまうことも。学校と冷静に話し合いを重ね、子どもが安心して過ごせる環境を整えていきたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

