レストランに通ってくる猫

画像はイメージです
英国南部スウィンドンで飼われているTula(11歳)は、とても頭のよいサイベリアン猫です。
というのも自宅で餌をもらうだけでなく、この猫は近くの英国料理レストラン「Toby Carvery」の常連客として足を運び続けたのです。Tulaはそこのお客さんや従業員たちに甘えて彼らを魅了し、名物の「特製ロースト・ディナー」を分けてもらってきました。
しばらくの間、Tulaはこうして完璧な二重生活を楽しんでいました。飼い主のNicole Clarkさんはレストランでの習慣をまったく知らず、従業員たちも猫に飼い主がいるとは思っていなかったのですから。
手紙でわかった二重生活

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しかしある日、Nicoleさんは散歩から帰宅したTulaの首に「紙製の首輪」が巻かれているのに気づきました。
首から外して広げてみると、そこにはメッセージが書かれています。「この猫には家があるの?」と。そして裏面には「いつもToby Carveryにいるのです」とありました。
こうしてこの猫の二重生活が明らかになったのでした。
その瞬間に大笑いしたNicoleさん。さっそくレストランに駆けつけて「Tulaは野良猫ではありません」と伝えたそうです。
従業員によると、Tulaはだれかが食べ物をくれるまで何時間も鳴き続け、ついにローストをもらうと満足そうにするのだといいます。いつもその繰り返しだったそうです。
Nicoleさんがレストランを出ようとしたそのとき、やってきたTulaと遭遇しました。Tulaは屋外のテーブルの横で悲しそうにじっと座っていました。おそらく「ここで食事をする日々が終わった」とわかり落ち込んでいたのでしょう。

