●学校は放課後のトラブルに関与できる?
──もし学校で同じようなトラブルが起きた場合、学校側はどのように対応するのでしょうか。また、放課後や自宅など学校外で起きたトラブルについて、学校はどの程度関与できるのでしょうか。
学校の管理下で起きたトラブルであれば、学校は児童生徒を指導・管理する立場にあるので、事実関係の聞き取りや、当事者への指導、必要に応じて持ち物の扱いに関する注意喚起などがおこなわれることが一般的です。
一方、放課後や自宅など学校外で起きたトラブルについては、原則として当事者や保護者間での解決が基本となります。
ただし、そのトラブルが原因で友人関係の悪化や登校しづらさなど、学校生活に影響が出ている場合には、学校が児童生徒の健全な学校生活を守る観点から、事情の聞き取りや保護者との情報共有、関係調整などに関与することもあります。
どこまで関与するかは、学校の判断や状況による部分も大きいといえます。
【取材協力弁護士】
日向 一仁(ひゅうが・かずひと)弁護士
平成18年弁護士登録。東京弁護士会所属。離婚・相続・訴訟・企業法務・不動産紛争(借地権紛争を含む)等を取り扱う。平成24年5月に東京渋谷法律事務所を開設。
事務所名:東京渋谷法律事務所
事務所URL:https://tokyo-law.jp/

