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“面接にジャージで来た彼”を「不採用にしなくて本当に良かった」その理由は

“面接にジャージで来た彼”を「不採用にしなくて本当に良かった」その理由は

見た目に惑わされていた自分を反省

私は自分の勝手な思い込みで、彼を「だらしがない人」だと決めつけていたことを激しく恥じました。

だらしがないどころか、彼は非常事態の中でも、チャンスを掴もうとする執念と、「面接の約束を破らない」という誠実さを見せていたのです。

私は上層部に掛け合い、「服装は不問にしてください。私が責任を持ちます」と説得。
彼が窮地で見せた『何が何でも約束を守る』という執念こそが、今の我が社に最も必要なものだと確信したからでした。

見た目のマナーよりも、窮地で見せる人間性こそが、仕事において最も信頼できる資質なのではないかと、私の価値観が大きく揺さぶられた瞬間でした。

誠実さの本質

現在、彼はチームに欠かせないエースとして活躍しています。
別の社員が急な家庭事情で早退したときも、彼は何も言わずにその分の仕事を引き受けていました。

あのジャージ姿を思い出すたびに、今でも私は少しだけ苦笑いします。
もしあの時、服装だけで判断していたら、今ここで働く彼の姿を見ることはなかったのです。

面接室での数十分は、人生のほんの一場面にすぎないのだと、彼が教えてくれた気がします。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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