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霜降り・せいや「トラックの前に飛び出した男は鉄矢さん以来」『102回目のプロポーズ』で挑んだ、“死にましぇん”シーン裏話を明かす

霜降り・せいや「トラックの前に飛び出した男は鉄矢さん以来」『102回目のプロポーズ』で挑んだ、“死にましぇん”シーン裏話を明かす

(左から)武田鉄也、せいや(霜降り明星)、唐田えりか、伊藤健太郎、鈴木おさむ
(左から)武田鉄也、せいや(霜降り明星)、唐田えりか、伊藤健太郎、鈴木おさむ / 撮影=戸塚安友奈

「101回目のプロポーズ」の続編となるドラマ「102回目のプロポーズ」(4月1日よりスタート、毎週水曜夜11:00、共にフジテレビ系)が、3月19日よりFODにて独占配信を開始。これを記念して、本作の完成披露イベントが、3月13日にフジテレビ本社マルチシアターにて実施され、出演・唐田えりか、せいや(霜降り明星)、伊藤健太郎、武田鉄也、企画・鈴木おさむの5人が登壇した。

■35年の時を経て星野達郎が帰ってくる

1990年代を彩った月9ドラマ「101回目のプロポーズ」。浅野温子と武田鉄矢の共演で、放送から30年以上たった今も語り継がれるラブストーリー。その続編となる連続ドラマ「102回目のプロポーズ」が誕生した。「101回目のプロポーズ」の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野)と星野達郎(武田)の娘・光(唐田)を主人公とした、懐かしさと新たなドラマが交差する笑って泣けるヒューマンラブストーリー。

■唐田えりか×せいや×伊藤健太郎による三角関係を描く

「101回目のプロポーズ」は、鈴木が放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望。ヒットから35年の時を経て、ついに本人自ら企画として立ち、新たな連続ドラマとして制作された。

主人公・星野光役を務めるのは唐田。薫と達郎の娘として生まれ、母と同じチェリストの道を歩みながら、2人の男性の間で揺れる繊細な役柄を演じる。そんな光に一目惚れする青年・空野太陽をせいや、光の恋人・大月音を伊藤が演じる。

■せいや「正面から見たらほんまにめっちゃ怖いんすよ」

「101回目のプロポーズ」といえば、武田が演じる達郎がダンプカーの前に飛び出し「僕は死にましぇん!」と叫ぶシーンが有名だ。今作でも、せいや演じる空野太陽がトラックの前に飛び出すシーンが登場する。

撮影秘話を問われたせいやは、「トラックの前に飛び出した男は、鉄矢さん以来ですから。分かります?横から皆さん見てるじゃないですか。正面から見たらほんまにめっちゃ怖いんすよ」と、身振り手振りを交えて興奮気味に語り出す。

「遠くからでも(トラックが)めっちゃでかいし。ドライバーさんいるんですけど、『この人ほんま頭おかしかったら俺死ぬやん』『もうこの人に命委ねてんねや』と思って。だからこの令和の時代で怖いってことは、もう鉄矢さんの時はまだコンプライアンスとかもなかったし、よりね、怖かったやろなと思って。ほんまにやばいですよ」と続けた。

この熱弁に対し、武田も「私も本当に怖かったですよ。一番怖かった」と深く同意。実はこのシーン、当初の台本には存在しなかったという。

■鈴木「鉄矢さんが顔合わせの場で『やろうよ』って」

せいやは「『101回目のプロポーズ』のそこをやんのどうやねん、パロディになっちゃうし、この伝説のシーンはやらない方がいいんじゃないかというリスペクトも込めて、あえて入れてなかったと思うんですよね」と推測し、それが実現したのは、顔合わせでの武田の「やろうよ」という発言だったと明かす。「鉄矢さんが言ってくれたから実現しただけで。鉄矢さんしか言えないですね」と、本作における武田の存在感の大きさを語った。

企画を担当した鈴木も、当時の舞台裏を披露。「せいやのスケジュールが本当にタイトだったんですよ。トラックのシーンって時間がかかるのもあって入れてなかったんですけど、鉄矢さんが顔合わせの場で『やろうよ』って言った瞬間に、せいやのマネージャーがめっちゃ苦笑いしてて(笑)」と振り返る。

さらに鈴木は、武田が「せいや、お前、普段俺のモノマネやってんだからちょっとだけ手伝え。マネージャーに1日、2日空けろって言ってくれ」と一声かけたことで、無事にスケジュールが確保されたというエピソードも披露した。

■武田「浅野さんが街を歩いてたら…」

話題は35年前の前作へ。薫を演じた浅野との思い出を聞かれた武田は、「浅野さんとはあんまりたくさんお話しませんでした」と当時を思い返す。「カゲロウみたいな方でしたからね。だからあんまり触れると壊れていきそうな気配がある女性だったので、適度な距離を保っていました」と明かすも、そんな浅野から一度だけ相談を受けたことがあったという。

「物語上で私(達郎)が一生懸命彼女(薫)を追っかけるんですけど、彼女が前の恋人を忘れられないっていう女性なんですよね。そしたら、浅野さんが街を歩いてたら(ドラマを)見てた人に絡まれたみたいでね。『達郎のこと考えてやれよ』って。それがね、すごくショックだったみたいで、私のとこに報告に来られました」と視聴者が熱中しすぎて浅野と役柄を混同したことがあったと思い出し、「私は『変なタチのやつはいるもんですよ』とかって言いながらね、ごまかしてましたけど」と冗談交じりに振り返った。

■武田「私と純平(江口洋介)はシーンというゲームを楽しむ感覚でやってた」

ドラマの影響力の大きさを物語るエピソードに続き、達郎の弟・純平を演じた江口洋介とのシーンについても言及。2人の掛け合いは「大体アドリブ合戦で、現場でバーッと作る」ものだったと告白する武田。

続けて、「この番組は、浅野さんをいかに美しく撮るかに照明さんがものすごく力を入れてるんですよ。私たち男のほうはざっと撮りゃいいやっていう感じがあったんです。だけど、中途半端なざっとじゃつまらないから、カメラマンに向かって『動くな!』って言ったことがありましたね」と笑う。

その発言の理由について武田は「カメラが動くと時間がかかるから、同じところにいてくれって。『じゃあ、アップはどうするんですか?』って聞かれたから、『俺たちが(カメラに)近づく』って言って、やったことがあります」とぶっちゃけ、この驚きの撮影手法に、他の登壇者からは「えぇー!?」と驚きの声が上がる。

武田の暴露はさらに止まらない。「それから、ハンディで私の顔を狙いたいっていうシーンで、照明さんが(機材があるから)入れなくて、私に影が出るんで。だから私、自分でレフ板を持って下から当てながら演じたことがあります」と、熱気と勢いに満ちた当時の撮影現場の裏側を語った。

「そんな風にして、私と純平はそういうシーンというゲームを楽しむ感覚でやってました。江口もぶうたれながらも、よくついてきましたよね」と、武田はどこか楽しげに、かつての“弟”との思い出を懐かしむ。

そんな武田の現場での存在感について、唐田は「私が緊張していると、武田さんが『俺についてこい』みたいなことをおっしゃってくださったり、目が合うとニコって笑って安心させてくださったりして。ある時は『今の芝居良かったからモニター見てこい』って褒めてくださって…私は泣きそうになりながら現場にいました」と、大先輩からの愛ある指導に胸を打たれたエピソードを披露。

伊藤も「僕らは武田先生から『そのセリフすごく大事だから頼むぞ』とプレッシャーをかけられつつ(笑)、でもすごく気持ちに寄り添ってくださる先生の感じを日々ひしひしと感じて、非常にありがたかったです」と感謝を口にしていた。

取材・文=戸塚安友奈




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