朝のおすすめ習慣
■洗濯物は部屋干しが基本。外干しするなら早朝に
身に着ける衣服や肌に触れるタオルの管理は何より肝心。「どうしても外干ししたい場合は早朝に干し、10時前までの短時間で取り込むこと。布団も同様に外干しはせず、布団用掃除機や布団乾燥機、コインランドリーを活用するなどの工夫を」
■免疫力アップにつながる腸活食材は朝食にとる

ヨーグルトや納豆、もろみ酢など、腸内細菌を増やす食材を毎日とることも、花粉症の症状緩和に役立つ可能性が。「腸内環境が整うと免疫力が上がって症状が軽減するので、積極的にとるようにして。朝に食べることで自律神経のスイッチが入り、バランスも整います」
■外での運動や犬の散歩も早朝にするのが吉

運動や散歩の習慣はいいことですが、花粉が多い時間に行なうのは要注意。「できるなら、飛散量の少ない早朝にすませてしまいましょう。意外と見落としがちなのが、犬の毛についた花粉です。散歩後は家に入る前にしっかり払うか、洗い流すようにして」
■朝、歯を磨くタイミングで鼻うがいもする

鼻の通りが悪いときは、市販の洗浄液や生理食塩水を使って「鼻うがい」をするのがおすすめ。「まずは朝、歯を磨くタイミングで、一緒に行なってみてください。あとは帰宅後、寝る前など、1日1~2回程度を目安に行なうとより効果的です」
夜のおすすめ習慣
■空気清浄機は24時間つけっぱなしに
家の中に入り込んだ花粉を除去するのに欠かせない空気清浄機。「花粉は常に人の動きで舞い上がるので、24時間つけっぱなしでOK。エアコンの風でも同様のため、エアコンの下に置いておくと◎。人の多いリビングや寝室にあると安心です」
■床掃除はフロアワイパーをかけてから掃除機で

掃除機の排気で舞い上げないよう、フロアワイパーを活用。「花粉は水を含むとはじけて、よりアレルギー反応がひどくなりますが、から拭きだけだと不十分。面倒ですが、この時期だけは水拭き後にすぐから拭きをし、さらに掃除機で吸い取ると安心」
■飲酒をするなら寝る2時間前までにすます

お酒を飲むと血管が拡張し、鼻の粘膜が充血して腫れるため、鼻詰まりが悪化。「できるだけ飲酒は控え、飲むなら寝る2時間前までを徹底して。鼻詰まりで睡眠不足やストレスが続くと免疫力が下がり、症状が悪化する原因にもなるので注意が必要です」
■内服薬で眠くなるのが嫌なら寝る前にのむ

花粉症の内服薬によっては、抗ヒスタミン成分が作用し、服用時間やのみ方によって眠気が強くなることも。「眠くなると日中の仕事や運転などに影響が出てしまうので、医師に相談して眠くなりにくいものを選ぶか、寝る前にのむのがいいでしょう」
■鼻詰まりで眠れない人は寝る直前に点鼻薬を

内服薬と同様に、点鼻薬も症状が出やすい時間帯に合わせて、使うタイミングを工夫。 「薬剤によって1日の使用回数が決まっています。寝ている間の鼻詰まりや鼻水がひどい人は、寝る前にも鼻うがいをし、寝る直前に点鼻薬を使うのが最も効果的です」
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花粉症対策は、毎日の過ごし方を見直すことが大切です。洗濯や掃除、食事、運動、睡眠前の習慣に、ぜひできることから取り入れてみてくださいね。
イラスト/nenne
文=畠山麻美

