ナツコさんは、夫のケンタと息子のハル太の3人家族。育児を自主的にしようとせず、子どものような言動をとるケンタに悩んでいました。
話し合いから逃げるケンタに我慢の限界を超えたナツコさんは、義実家でケンタと話し合おうとします。最初は開き直るケンタでしたが、ケンタの兄セイジから説教されたことで深く反省します。
ナツコさんが実家に帰ると、信頼を取り戻すために育児の勉強を始めたケンタ。2週間後、ナツコさんから離婚届を渡されてしまいます。ケンタはもう一度チャンスがほしいと懇願しますが……。
自分の覚悟を示すために、離婚届を持ってきたのだと話すナツコさん。ケンタと一緒に育児をしていけるか不安な気持ちは変わりませんが、ハル太のためにも家族3人での生活を諦めたくないと話します。
ナツコさんはまた同じことがあったら離婚届に名前を書いてもらうと伝え、ケンタは承諾するのでした。
翌日、ハル太を連れてナツコさんが自宅に帰ってきました。すると、ナツコは「今日1日ハル太のことはケンタにやってもらう」と宣言したのです……。
夫の気持ちを聞いて、実家に戻ると…



















翌日、家に戻ってきたナツコさんとハル太。ケンタは「チャンスをもらったんだから、ここから頑張らないと」と意気込みます。すると泣きだしたハル太。ケンタは時計を見てすぐに育児用ミルクを準備し、ハル太に飲ませました。
あまりの手際の良さに「量とか置き場所よくわかったね」と呆気にとられるナツコさん。ケンタはナツコさんたちが実家に帰っている間、育児本を見ながら何がどこにあるか確認していたのでした。
育児本を読むだけでなく、家の物の配置まで把握し、即座に動ける準備をしていたケンタ。一度失った信用を取り戻す道のりは険しいものですが、彼の変化はナツコさんの心に届いたのではないでしょうか。「言われてやる」のではなく「自ら学ぶ」。そんな主体性を持って向き合うことの大切さを、私たちもあらためて胸に刻みたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター よういち

