まとめ

高齢犬の咳は、心臓病の罹患率が高い事、上気道(鼻ー喉頭)疾患の併発、気管虚脱・気管気管支軟化症の併発、慢性感染の存在、などの複数要因が重なって“気道が過敏”になりやすいのが大きな特徴です。
そこに冬場特有の乾燥・寒冷刺激・暖房環境が加わると、咳が一段と悪化しやすくなります。また地域によっては黄砂など吸入性の刺激因子となる物質が早い時期(1−2月頃)に環境中に増加することも懸念されてます。
高齢犬にとって元々の気道内病因や基礎疾患に加えて、この冬場に多い環境因子の変化が“止まらない咳”を作っているのです。
「咳が続く」「水飲みや食後にむせる」「音が変わった」「呼吸が苦しそう」…こうしたサインがあるときは、原因の切り分け(部位別)こそが最優先です。
気になる咳は自己判断で様子見せず、必ず動物病院で相談してください。

