
勝地涼、瀧本美織がW主演を務める「身代金は誘拐です」(毎週木夜11:59-0:54、読売テレビ・日本テレビ系/TVer・Hulu・Leminoにて配信)の最終回が3月19日に放送。黒幕・壮亮(浅香航大)と向き合う武尊(勝地)が、京子(瀬戸さおり)の死の真相や警察の闇が明らかにしていく展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■「京子を殺した犯人は、お前のすぐそばにいる」暴かれる衝撃の真実
武尊は、すべての黒幕だと判明した親友・壮亮と向き合っていた。蒼空(高嶋龍之介)も5億円も手に入れた壮亮の本当の目的は、京子の無念を晴らすこと。
「京子を殺した犯人は、お前のすぐそばにいる」と意味深な言葉と共に、壮亮は武尊を拘束し、美羽たちの監禁場所に連れて行く。

■牛久保が語る衝撃の過去…京子の死の真相
優香(畠桜子)と美羽(瀧本)の元にかけつけた牛久保(酒向芳)は、蒼空が放ったボーガンの矢が刺さり怪我を負っていた。そんな中、壮亮が武尊を連れて到着。真相を話すように脅しながら詰めよる壮亮に、ついに牛久保が語り出す。
想太(現・蒼空)誘拐事件から2年が過ぎた頃。牛久保はチラシを配る京子を目にし、自分のせいで想太の誘拐捜査が遅れた事実を隠しながら名刺を渡す。
しばらくして、京子から「想太が生きているかもしれない」と連絡が入る。想太の顔によく似た子として蒼空の情報が入ったのだ。牛久保は水面下でDNA鑑定を行い、蒼空が誘拐された想太であることを把握したものの、8年前の警察の失態を暴かれることを恐れて事実を伏せる。
そしてある日、有馬の妻・絵里香(磯山さやか)を名乗る人物から、“自分の夫が他人の子どもを誘拐して勝手に育てている”という贖罪のメールが届く。口止めしようと絵里香に会いに行った牛久保は、今のままの方が蒼空にとって幸せなのではと説得。しかし、振り向いた女性は、絵里香ではなく京子だった。「記者に全部話して、あんたが築き上げてきたものめちゃくちゃにしてやる!」と録音機を取り出す京子。もみ合った結果、京子は屋上から落下してしまう。

■脅されていた英二 蓋をし続けた蒼空への愛
一方、刑事・辰巳(真飛聖)は武尊につけた盗聴器に残された音声から、黒幕が熊守だということに気が付く。そして、沈黙を守っていた有馬英二(桐山照史)に写真を突きつける。目の色を変えた英二は、「こいつ…うちに出入りしてた。蒼空とも面識があります」と証言。
英二は、我が子ではない蒼空を育ててきた葛藤を「自分の子どもじゃないんだから愛する資格なんてないと思うようにしてたのに」と吐露。しかし、「私は蒼空が何より大切なんです…」と涙ながらに語る姿は、血の繋がりを超えた親子の愛そのものだった。
その頃、現場では追い詰められた牛久保が自ら刃物を刺し、警察の罪は闇に葬られようとしていた。そして壮亮は捕まる直前、蒼空に罪の意識を背負わせないため、あえて冷徹な悪役を演じきる。「ヒーローなんていない。お前と会うことも二度とない」と実の父としての最後の嘘をつくのだった。

■子どもたちの未来を守るため、大人たちが下した決断
壮亮の供述により、二重誘拐の真相が明らかになった。裁判所の判断で蒼空は有馬家に戻り、英二は壮亮と共犯で詩音を誘拐したことが証明され、引き続き身柄を拘束されることに。面会に訪れた蒼空に対し、英二は自分が本当の父親でないことを告白。しかし蒼空は、「お父さん、やっと見てくれたね」と笑顔を見せるのだった。
一方、8年前の想太誘拐の真相も、京子殺害の件も、牛久保が死亡したことでうやむやに終わった。牛久保、そして警察の罪は世間に知られることなく葬られたのだ。
美羽は武尊に、今まで話していなかった真実を話し出す。それは、牛久保が持ち出した京子の日記の最終ページを見ていたものの、家族を守るため見て見ぬふりをしていたという事実。武尊と美羽は逃げることをやめた。離婚し、自らの罪を公表して償う決断をした2人に、娘の優香は「パパ、ママ、もう逃げないんだね」と真っ直ぐな視線を送る。
さらに、警察内部でも卯野(和田雅成)による告発が行われ、ついに組織の闇が世間に晒されることとなった。記者・亀井(佐津川愛美)は卯野と武尊からの話をまとめ、記事にしていた。
1年後、詩音(泉谷星奈)が描くスケッチブックには、笑顔でバーベキューを楽しむ家族の姿が描かれていた。

■武尊&美羽、壮亮、英二…それぞれの親心に感動の声
罪と向き合い、子どものために決断を下した大人たちの姿に、視聴者からは大きな反響が寄せられた。特に英二の告白シーンには、「英二さんの涙に号泣」「蒼空くんへの気持ちに蓋をしていたんだね」「英二さんと蒼空くんが幸せになりますように」と共感の声が集まった。
また、蒼空を突き放した壮亮や、離婚して罪を償う武尊に対しても、「それぞれの愛の形がおもしろかった」「子どもたちのために正しい判断をする大人たち、かっこよかった」「壮亮のあえて冷たく切る態度が親心という切なさ…」「家族を想う姿に号泣」と、その覚悟を称賛するコメントが相次いだ。
※高嶋龍之介の「高」は正しくは「はしごだか」


