
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と松本穂香がW主演を務める日10ドラマ「50分間の恋人」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系/TVerにて配信)の最終回が3月15日に放送。晴流(伊野尾)と菜帆(松本)がクリエイターとしてタッグを組み、お仕事ドラマとしても楽しめる場面が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■「50分間の恋人」とは
同作は、伊野尾演じる“AIだけが親友の変わり者イケメン”の甘海晴流と、松本演じる“仕事に夢中な堅実女子”の辛島菜帆が繰り広げるズレきゅんラブコメディー。
ゲーム会社「ダブルスターズ」に勤めるキャラクターデザイナー・菜帆が、ゲーム会社「パイレーツ」の天才ゲームクリエーター・晴流にコーヒーをぶちまけ、30万円もするヴィンテージTシャツを汚してしまったことから、“弁償金の代わりに弁当を30回作る”という弁当契約を結ぶことに。
菜帆は晴流のずれた言動に振り回されつつも、彼の優しさや真っすぐさに次第に引かれていくが、互いがライバル会社に勤めていることが発覚。スムーズにはいかない二人の恋模様が描かれる。
W主演の二人の他、菜帆の頼れる上司で優秀なキャラデザイナー・渋谷裕太役で味方良介、菜帆の弟で大学生の辛島航役で黒田光輝、晴流が務めるパイレーツの専務・米田大祐役でおいでやす小田、社長秘書で晴流に片思い中の塩見麗美役を秋元真夏、晴流のAIアシスタント・バディーの声を本多力、パイレーツの社長・栗原恭平役で高橋光臣、菜帆が働くダブルスターズの社長で、強烈な個性を持つカリスマ経営者・杏野志麻役で木村多江、晴流の母・涼子役で櫻井淳子、サミット社の社長・桃田役で袴田吉彦が出演する。
■氷川は晴流に発破をかける
晴流は、スランプから抜け出すため海外に拠点を移すことを考え始める。「会えなくなるかもしれない」と言われた菜帆は、離れ離れになる寂しさ以上に、晴流の力になれないことにもどかしさを抱えていた。
そんな中、海外企業による敵対的買収の魔の手がパイレーツ社にまで伸びてくる。加えて、晴流と同期のライバル・氷川(田村健太郎)が引き抜かれるとのうわさも出回り、パイレーツ社のピンチに晴流は珍しく動揺。
しかし、氷川は「マーヴェリックがいるパイレーツ社を辞めるわけがない。マーヴェリックは俺たちの最後の希望」と晴流に発破をかける。晴流をずっと敵視し、皮肉な態度を取り続けてきた氷川だが、その復活を最も望み、信じ続けていたのもまた氷川だったのだ。
好敵手に勇気付けられた晴流は、その夜、夕食も取らずに企画を練り続ける。菜帆は、頑張る晴流のために温かいクリームシチューを差し入れするのだった。
■晴流と菜帆が仕事でタッグを組む、お仕事ドラマとして楽しめる展開も
晴流から構想中の企画を聞いた菜帆は、自宅に帰ってから自主的にキャラクターのラフ画を作成する。そのあと菜帆は、ゲームの主人公のキャラクターのデザイン画と、晴流が考えたストーリーを膨らませて新たに生み出したキャラクターのデザイン画を晴流に送った。
菜帆のデザイン画とアイデアからインスピレーションを得た晴流は、一晩で一気に壮大なゲーム企画を完成させた。晴流は「無事書き終えた。これは自信作。今までのスランプがウソみたいだ。辛島殿のおかげ。ありがとう。腹減ったーー」と菜帆にメッセージを送り、菜帆は「大盛り弁当持って行きますね」と返すのだった。
ゲーム会社「ダブルスターズ」に勤めるキャラクターデザイナー・菜帆と、ゲーム会社「パイレーツ」の天才ゲームクリエイター“マーヴェリック”こと晴流という、ライバル会社(合併することになった)で働く二人が、最終回でタッグを組む姿は胸熱だった。
というのも、第1話では、社内コンペに何度も挑戦している菜帆が、諦めずに夢を追いかける姿が描かれ、第2話では、晴流がスランプから抜け出せずに苦悩する姿が描かれていたからだ。
クリエイター同士である菜帆と晴流が運命の出会いを果たし、付き合い始めてからは、お互いの創作意欲を掻き立てるすてきな関係性であることが描かれた本作。恋愛ドラマとしてだけでなく、お仕事ドラマとしても多くの視聴者を楽しませた。
◆文=奥村百恵

