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市川右團次も驚く丁寧で細かな仕事「でも町寿司ならやらなきゃいけない」大将の姿勢に感銘<今宵、町寿司で>

市川右團次も驚く丁寧で細かな仕事「でも町寿司ならやらなきゃいけない」大将の姿勢に感銘<今宵、町寿司で>

「今宵、町寿司で 市川右團次と小粋な一献」
「今宵、町寿司で 市川右團次と小粋な一献」 / (C)BSテレ東

BSテレ東で放送中の「今宵、町寿司で市川右團次と小粋な一献」(毎週土曜夜10:00-)。古くから地元で愛される町寿司を、歌舞伎俳優の市川右團次が酒を酌み交わしながら店の歴史や職人の矜持を伺う。第10回目となる3月14日の放送では大田区・梅屋敷にある「寿司 川むら」へ向かった。こだわりの仕事ぶりと、父子の絆が感じられるエピソードについつい酒が進む。

■父親が築いた土台を大切にしたいという修業中の息子が手伝う「寿司 川むら」

「今日はですね、梅屋敷商店街に来ております」とここ最近では恒例となった、商店街から始まった第10回目の放送。商店街が好きな市川だが、面白いネーミングだから知ってはいたものの梅屋敷商店街には今回が初めて訪れたそうだ。

今宵の町寿司は「父子鷹の競演 神は細部に宿る… 確かなこだわりで魅せる 小粋な江戸前寿司」がキーワード。市川は“小洒落ているんだろうなぁ”、“親子でなさっているのかな?”などと予想しながら、目的の店へ歩みを進める。

本日の町寿司は、梅屋敷商店街の賑わいのなかに暖簾を掲げる「寿司 川むら」。いつも通り「失礼いたします。こんにちわ、歌舞伎の市川右團次でございます。どうぞよろしくお願いいたします。」と丁寧な挨拶と共に席へ向かう。

店内はL字カウンターとなっており、各座席には盆が綺麗に並べられている。着席すると「今日は寒いなかありがとうございます」と丁寧な言葉とともに、温かいおしぼりが渡された。寒い日に嬉しい、ささやかだが大事な心遣いを感じられる。

同店は大将の川村昌己さんと、息子の駿さんがカウンターに立つ。大将は22歳からこの道に入り、寿司店での修業したあとは割烹店で和食全般を学んだ。割烹料理の技と握りの技術が融合し、素材そのものへのこだわりや工夫に活かされているという。

ちなみに息子である駿さんは現在別の店で修業しており、夜は「川むら」を手伝うという生活。父と同じように1つの視座・技術にこだわらず、さまざまな角度から仕事を学んでいるようだ。

■“素材を活かす”ことを心がけているという大将

市川といえば、最初の1杯はビールがお決まり。キリン・アサヒ・サッポロとどれも瓶ビールで用意されているなかから、市川はサッポロをチョイスした。

カウンターから見えるケースにはたくさんのネタが綺麗に並んでおり、どれも目を惹くものばかり。色とりどりのネタを前にワクワクしながら待っていた市川の前に、1品目の「鯵(アジ)の竹紙巻き」が提供される。アジの周りを福井県の“竹紙昆布”という最高級の昆布で巻いている品で、口に入れると独特の食感と香りを楽しめる一皿だ。市川も思わず「んん〜!」と声をもらし、組み合わせの妙に酔いしれる。

続いて「何か握っていただこうかな」と言う市川に大将がおすすめしたのは穴子。穴子は塩と山椒と甘ダレの3種を握ってもらい、食べ比べをしてみることに。どの食べ方も穴子本来の味を別々の一面から楽しむための工夫がされており、大将の技術をうかがわせる。昌己さんは「なるべく手をかけて、その素材を活かすっていうことを心がけております」と料理にかける想いを語った。

さらにずわい蟹の昆布軍艦巻きをいただく市川。海苔では香りが強すぎるため昆布で巻いた軍艦なのだが、こちらはよりパリッとした食感が楽しめる北海道の昆布を使っているという。見た目や食感にもこだわった握りに、市川は「初めて食べましたね」「ほぐしたカニも美味しいし、しかも味噌がたまらん。そこに昆布の風味がやってくるという…三段階式にうまかったなぁ」と絶賛を送る。

割烹的な工夫を大いに活かす大将に、市川は「仕事が大変じゃないですか、細かくて」と驚く。しかし昌己さんは「でも町寿司ならやらなきゃいけないですよ。町のみんなのために」と笑顔を見せ、“町寿司の大将”としての心意気を語った。

美味しいツマミを食べながら大将の仕事への姿勢や矜持を伺っていたところに、長年通っている常連さんが来店。15年ほど通っているという常連さんは、普段の大将のことを教えてくれた。41年間、定休日も1人で仕込みをして休まない大将を気遣って、旅行に連れ出したという驚きのエピソードだ。

そんななか中トロの握りや黄金鯵をいただいていると、まさかの人物名が飛び出す。いままさに提供された横須賀・走水の黄金鯵は歌舞伎家・松本錦吾が釣ってきたものだという。思わぬ縁に、市川も「楽屋で会うけどさぁ…」と驚くばかり。なんでも時たま、同店に顔を出している常連だったことが判明した。

■常連の輪に溶け込み楽しい時間を過ごす

「今宵、町寿司で市川右團次と小粋な一献」では、お邪魔した町寿司にお礼の言葉と手拭いを渡すのが恒例となっている。今回は、「梅屋敷で空(てん)高く登る父子鷹!!!」を送った。

そろそろ締めに…と思っていたところ、大将が常連さんに「今さ、良い椎茸が入ったからさ。握るからちょっと待って」と言ったのを聞き逃さなかった市川。昔馴染みのように親しげな具合で「ちょっと待って それ食べたい!」と待ったをかけ、笑いを誘う。

今宵のお会計は、8200円と高級な食材をいただいたとは思えないリーズナブル金額。大将の技と温かな食事の時間を考えれば、市川が「マジですか?」と心配になるのもうなずける話だ。次回3月21日(土)夜10時からの放送は、下町・浅草の町寿司へ伺う。町寿司で一献、次回も粋な店を市川と共に楽しみたい。

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