なぜ冬に関節炎が悪化するのか?

寒さが関節に与える影響は、主に「血流の低下」と「筋肉の硬直」です。
血管の収縮と炎症物質
寒さで血管が収縮すると、関節周囲の血流が滞ります。これにより、痛みを引き起こす物質が滞留しやすくなり、炎症による痛みが増幅されます。
筋肉のこわばり
寒さで体が震えたり丸まったりすると、全身の筋肉が緊張します。硬くなった筋肉は関節をサポートする柔軟性を失い、歩行時の衝撃がダイレクトに関節へ伝わるようになります。
気圧の変化
冬の低気圧や寒冷前線の通過に伴う気圧の変化は、関節内の圧力を変化させ、神経を刺激して痛みを感じやすくさせます。
飼い主が見逃してはいけない「小さなサイン」

犬は痛みを隠すのが非常に上手な動物です。「キャン」と鳴くときは相当な激痛がある時であり、慢性化した痛みは「行動の変化」として現れます。
寝起きの様子
起き上がるのに時間がかかる、数歩歩くまで足を引きずるようにする。
散歩の様子
以前より歩くスピードが遅い、途中で座り込む、段差を避ける。
日常生活
階段の上り下りやソファへの飛び乗りをためらうようになった。
身づくろいの様子
特定の関節(手首や膝など)を執拗に舐めたり噛んだりしている。
性格の変化
触ろうとすると怒る、以前より元気がなく寝てばかりいる。
このようなサインは老化と思われがちですが、実は愛犬が「痛み」を抱えているサインかもしれません。

