1.体温と鼓動が心地よいから
猫が飼い主の股の間に入りたがるのは、あたたかな体温や規則的な鼓動を感じられるからだと考えられています。太ももに囲まれた空間はほどよく暖かく、外気の影響も受けにくい場所です。
寒がりである猫は、安全で温かい場所を選ぶ習性があります。飼い主の体温は安定しており、一定のリズムを刻む鼓動は安心材料のひとつになるのです。
ただし、暑い時期でも強く潜り込む場合や、呼吸が荒い様子が見られる場合は要注意。元気がない、食欲が落ちているなどの変化があれば、早めに獣医師へ相談しましょう。
基本的には心地よさを求めている行動です。無理に離さず、暑くなりすぎない環境を整えてあげましょう。
2.外敵から身を守る本能
猫は安全が確保できない場所では体をゆるめません。信頼している相手のそばで、さらに囲まれた環境がそろうことで、より落ち着きやすくなるとされています。
また、狭く囲まれた場所を好むことから、前後左右がほどよく守られた股の間は、猫にとって即席のシェルターのような空間に感じられるのです。
物音に敏感になっている時や来客後に潜り込むことが増えた場合は、環境の変化に緊張している可能性もあります。休んでいる間はそっと見守り、日頃から静かに過ごせる場所を用意しておくと安心しやすくなります。
安心できる存在として選ばれているサインのひとつと受け止め、穏やかな時間を共有していきましょう。

