
新しい命を授かり、幸せの絶頂にいるはずの妊娠期間。しかし、妻の直感は夫の不穏な動きを見逃さなかった。肌身離さず持ち歩く「社用携帯」に隠されていたのは、会社の後輩女子との生々しい不倫の証拠だった――。
mamagirlで公開された『夫が後輩女子と不倫!?』は、SNSを中心に「他人事とは思えない」と大きな波紋を呼んでいる。知人の実話をベースにプロットを構成したmamagirl編集部の梅田さんと、怒りを込めて作画を担当したわかまつまい子(@maiko_han_yade)さんに、制作の舞台裏を聞いた。
■「社用携帯」という盲点。実話から生まれた現代の不倫手口への警鐘



本作のモデルは、梅田さんの知人が実際に体験したエピソードだ。
「知人の場合は未婚の同棲カップルでしたが、彼氏が社用携帯を悪用して同僚と浮気をしていたんです。個人のスマホと違い、パートナーに中身をチェックされにくい社用携帯を隠れ蓑にするケースは、今の時代決して少なくないはず。注意喚起の意味も込めて、このパターンを世に知ってほしいと考えました」
■「妊婦の大変さを味わわせたい」。作画担当が抱いた怒りと男心への疑問
作画のわかまつさんは、物語を描き進める中で、妻を裏切る夫の心理に強い憤りを感じたという。
「お腹に赤ちゃんがいる妻を差し置いて不倫に走る男心、正直1ミリも理解できません(笑)。つわりや腰痛、日々の生活の過酷さを夫にも味あわせてやりたい!という気持ちで描いていました。妊婦さんの苦労を体感すれば、不倫しようなんて気は微塵も起きないはずですから」
■修羅場のリアリティ。「自分をさらけ出せる強さ」への複雑な想い
読者の間でも「生々しい」と評判の、妻と不倫相手が激しく口論するシーン。わかまつさんは意外な視点でこの場面を振り返る。
「私自身は不倫相手と関わりたくないタイプなので、本音をバシバシぶつけ合い、自分を剥き出しにして戦える妻の姿には、どこか羨ましさも感じました。ドラマのような修羅場が本当に現実にあるのか……と思いながらも、その熱量を画面にぶつけました」
■寝かしつけの後の「クスッ」を。戦うママたちに届けたい笑い
わかまつさんは現在、SNSで子育てや40代の日常を切り取ったエッセイ漫画を精力的に発信している。
「育児や家事、仕事でボロボロになったママたちが、寝かしつけを終えたあとの一人の時間に、クスッと笑ってリフレッシュできるようなギャグ要素たっぷりの作品を届けていきたいです」
裏切りへの怒りを描きつつも、最後には前を向く力をくれる本作。パートナーへの小さな違和感を抱えている人にとって、自分を守るための「心の武器」になる一冊だ。
取材協力:mamagirl編集部・梅田/わかまつまい子(@maiko_han_yade)
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