2月が終わり卒業シーズンを迎えると、いよいよ春休み。家族旅行や祖父母のもとへの帰省、卒業祝いを兼ねたお出かけを計画するご家庭も多い時期ですよね。中でも新幹線での移動は、子どもにとって特別な体験のひとつではないでしょうか。しかし、多くの人が利用する公共の場だからこそ、思いがけないハプニングに出くわすことも……。
そこで今回は、お出かけにまつわるエピソードをご紹介します。家族旅行で新幹線に乗ろうとしたら……!?
2泊3日の家族旅行!新幹線に乗り目的地へ向かおうとしたら→夫婦でやらかした衝撃の事態に仰天!?
これは長男が4歳、次男が1歳のときのこと。家族で某有名テーマパークへ行くことに。2泊3日だったので大きなスーツケースを用意し、家族全員の荷物を入れました。当日は駅へ車で向かい、駐車場へ停め、そこから新幹線に乗る予定だったので余裕を持って早めに家を出ました。
駅に到着しましたが、駐車場が少し離れていたため夫が気を利かせてロータリーに車を停め、先に子どもたちと私を降ろしてくれました。私は次男を抱っこし、長男と手をつなぎ、先にホームへ向かいました。あとから夫も来て、ホームで新幹線を待っていました。すると、ふと私はとんでもないことに気づいたのです。
「待って! スーツケースはどこ!? 」すると、夫は「え? さっきロータリーで降ろしたんじゃないの? 」「だってトランクは開けていないじゃない! 」と言いました。なんと……、私たちはお互いがスーツケースを降ろしたものだと思い込んでいたのです。
すぐに新幹線到着予定のアナウンスが流れ始めました。スーツケースの中には家族の着替え、おむつ、離乳食、充電器などが入っています。「どうする!? 現地で買う?」究極の選択を迫られる私たち。
そして、意を決した夫が「…… 仕方ない! 僕は次の新幹線で行くから、子どもたちと先に行ってて!」そう言い残し、夫はホームから走り去ったのです。
急きょ2時間半、新幹線の中で、一人で子どもたちを見ることになった私。しかし、不幸中の幸いで子どもたちは終点の駅までおとなしくしてくれました。そして、1時間後にあとから来た夫と無事に合流できたのです。
一緒に乗るはずだった夫の新幹線代は無駄になってしまったけれど、旅の最初にこのようなハプニングを経験したので、もう何も怖くなくなりました。そしてそれ以来、家族でどこかへ行くときは、お互いに人任せにせず、荷物を一緒に確認するようになりました。
著者:渡辺あゆみ/女性・主婦。2児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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夫婦それぞれが「相手が荷物を持ってくれているはず」と思い込んでしまったことから起きた今回のハプニング。実は、こうした行き違いは意外とよくあるのかもしれませんね。とはいえ、今回はご主人が臨機応変に対応してくれて助かりましたね。せっかくの家族旅行。ハプニングも乗り越えながら、楽しい思い出にできるといいですね。
続いてご紹介するのは、3歳のお子さんを連れて初めてコンサートへ出かけたときのエピソードです。チケットを手に、ワクワクしながら会場へ向かったのですが……!?
初めての子連れコンサートを楽しみにしていたら→予約した席にすでに見知らぬ男性が座っていて…!?

3歳になった長男は、テレビの歌番組に合わせて体を揺らし、おもちゃのマイクを片時も離さないほどの歌好き。そんな息子の姿を見るたびに、「いつか本物の音楽を聴かせてあげたいな」という思いが日に日に募っていました。そんなある日、まるで運命のように、家の近所で子ども向けのファミリーコンサートが開催されることを知ったのです。「これだ! 」と心がおどりました。初めてのコンサートでも、近所なら息子の負担も少ないし、小さな会場でアットホームな雰囲気のようだったので安心感がありまいた。
早速チケットを取り、息子に「今度、お歌のコンサートに行くんだよ」と伝えると、目をキラキラさせて大喜び。その日から、私たち家族の楽しみなイベントになりました。そして当日。期待に胸をふくらませた私たち家族3人は、ごきげんで会場へと向かいました。ネットで予約したのは、子どもを間に挟める3人並びの席。これで安心……のはずが、なんと私たちの席の真ん中に、大柄な男性が一人、どっしりと座っているではありませんか。
「あの……すみません。この席、私たちが予約しているはずなのですが……」 恐る恐る声をかけると、男性はきょとんとした顔で「え? 僕、この席番号ですよ? 」とご自身のチケットを見せてくれました。
まさか、ダブルブッキング? 嫌な予感がしながらお互いのチケットを見比べてみると、どちらも同じ席が書かれています。見た目も同じで、男性のチケットも本物だと思いました。……ただ、よく見てみると、原因が判明。男性のチケットは今日の日付。そして、私のチケットに印字されていたのは……なんと明日の日付だったのです。
その瞬間、頭が真っ白に。私たちは恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいになり、男性に平謝り。事情がわからない息子は「どうして帰るの? 」と不思議そうに私の顔を見上げています。その無邪気な瞳が、私の心に罪悪感として突き刺さりました。
そして翌日。「今日こそは! 」と、昨日の失敗を取り返すべく、夫と二人でチケットの日付と場所を確認して、再び会場へ向かいました。昨日、一度は会場に来たのに何も見ずに帰った息子は、道中ずっと「今日は見れるのー? 」と不安そうにくり返していました。そのたびに、「大丈夫! 今日は絶対に見られるよ! 」と答えた私。無事に席に着き、会場が暗くなって音楽が鳴り響いた瞬間、心からホッとしました。コンサートが終わるころには、息子も私たちも大満足。最高の思い出ができました。
この一件以来、何かを予約するときは夫婦でのダブルチェックがわが家の鉄則になりました。私のうっかりミスから始まったドタバタ劇でしたが、今では家族の笑い話になっています。
著者:西野まなみ/30代女性/1歳と5歳の男児を育てているママ。現在専業主婦。趣味は筋トレ。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもが初めてのコンサートでワクワクしながら会場に入ったのに、自分の席に見知らぬ男性が座っていて驚いたことでしょう。日にちを勘違いしていたとわかり、翌日にあらためて足を運び、無事にコンサートを満喫できたとのこと。本当によかったです。
いかがでしたか? 今回は、お出かけにまつわるエピソードをご紹介しました。新幹線での遠出や予約が必要な会場へのお出かけなど、家族での外出は事前準備がとても大切です。当日をスムーズに過ごすためにも、日時やチケットの確認はしっかりしておきたいですね。せっかくのお出かけが素敵な思い出になるよう、心にゆとりを持って楽しみましょう。

