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賑やかな集まりに疲れたら 『白でも黒でもない境界線』で人間関係を楽にするコツ

賑やかな集まりに疲れたら 『白でも黒でもない境界線』で人間関係を楽にするコツ

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。

曖昧な境界線をひく

溜まりに溜まった写真の整理をしています。

本当に手元に置いておきたい写真を選別するには何段階か必要で、今回は1年前に続いて第2段階。

前回にキープしようかどうしようか迷った写真、ほとんどお別れします。

20代、30代の頃は賑やかな集まりが多く、レストランや旅先での写真が両手で抱えるくらいの箱1つ分ありました。

中にはもう別れてしまったカップルとか、友達の友達で名前も忘れてしまった人も多く写っていて、私も浮かれ気味で写っていたり。

懐かしいとか、若かったなあ、という感慨を飛び越して、もはや恥ずかしさしか感じない…そんな心境です。

過去を消し去るという意味ではなく(もういいかな)という気持ちで、そんな写真たちも手放しました。

溜まった写真の整理している写真

ここ数年、集団、グループが苦手になり、自然と『わちゃわちゃとした集まり』、グル―プからはそっと距離を取るようになりました。

行ってしまえば楽しいのかもしれませんが、その揺り返しのように疲れるのです。

そこでは多くの話題が出るでしょうし、多くの情報交換、近況報告などがなされます。

時にはマウントの取り合いのようなことも。

『参加することに意義がある時代』は過ぎました。

20代、30代の頃の写真を手放したくなったのも、こんな心境だからなのでしょう。

3人の女性の『わちゃわちゃとした集まり』の写真

そんなことを親しい友人に話すと、同じことを感じていると言います。

ご縁は大切。人間関係という目にみえる形ではなく、最終的には本当に心を許せる人とつながっていたい。

そう思うようになると、ゆるやかに距離ができていく人もいるのです。

喧嘩したわけでもない。気まずいことがあったわけでもない。そんな曖昧な境界線を引くと、とても心地いいのです。

親しい友人と話している写真

いつか会うことがあったら「久しぶり!元気だった?」とにこやかに言える。

お互いに距離があることがわかっていても、そう言えてしまう。

わたしたちに与えられた時間は限られています。愛しむように時を刻んでいきたい。

グレーカラーの花の写真

白でも黒でもない、境界線はその中間のグラデーションで。

大人だからこそ無理しない。

曖昧であることが人との関係を守ることもあるのです。

作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー

※記事中の写真はすべてイメージ


[文/吉元由美 構成/grape編集部]

配信元: grape [グレイプ]

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