すぐに病院へ行くべき「危険なサイン」
猫は体調不良を隠すのが非常に上手な動物ですが、中毒症状が出始めると体に明らかな異変が現れます。
何度も激しく吐き戻したり、水のような下痢を繰り返している場合は、体が毒を排出しようと悲鳴を上げているサインである可能性があります。また、瞳孔が開いたままだったり、よだれが止まらなかったり、足元がフラついてまっすぐ歩けない場合も緊急事態です。
さらに、呼吸が異常に速い、または苦しそうに口を開けて呼吸をしている時は、一刻を争います。これらの症状が見られたら、深夜であっても救急外来を受診することを検討してください。
病院へ向かう際は、飲んだ物の残りや吐しゃ物を持参すると、獣医師による迅速な診断と適切な治療に繋がります。
事故を防ぐための3つの習慣
誤飲事故のほとんどは、生活環境を整えることで防ぐことができます。第一の習慣は「出しっぱなしにしない」ことです。飲みかけのカップをテーブルに置いたまま席を外すのは、猫を危険にさらす行為だと自覚しましょう。
第二に、倒しても中身がこぼれにくい「蓋付きのボトルやマグカップ」を活用することを強くおすすめします。
第三に、もし飲み物をこぼしてしまったら、猫を近づける前にすぐ拭き取ることです。猫は濡れた場所を歩くと、足についた液体を毛づくろいして舐めとってしまいます。
また、ゴミ箱に捨てた空き缶やパックを漁られないよう、蓋付きのゴミ箱を使用することも有効な対策です。飼い主のちょっとした配慮が、愛猫との健やかな暮らしを守ります。

