知っているようで知らないカブトムシの世界。受賞冊子で広がる新しいカブトムシ発見

久万高原町にある面河山岳博物館では、毎年ユニークなテーマで特別展を開催しています。
令和6年度に開催したのは、なんと「カブトムシ」だけに焦点を当てた特別展「真・カブトムシ」。
これまで昆虫を扱った展示は数多くありましたが、カブトムシ単独の展示は今回が初めてでした。
標本や映像で生態や分類をわかりやすく紹介するだけでなく、カブトムシを思わせる甲冑や美術作品、さらに平成に流行したカードゲーム「ムシキング」なども登場。
「こんな角度からも見られるんだ」と様々な発見が広がる展示が人気を博しました。
そしてこの展示の魅力がふんだんに詰まった冊子が昨年出版されました。
展示の魅力をまとめた一冊が、出版文化賞を受賞!

この特別展をもとに作られた教育普及冊子「真・カブトムシ」が、第41回愛媛出版文化賞の第一部門で奨励賞を受賞しました。
冊子では、カブトムシの最新の研究成果や地域ごとの違いを紹介。

実は昼間も活動することがある「昼行性」や、エサを食べながら仲間を呼び寄せる「集合性」など、新たにわかった生態がわかりやすくまとめられています。

さらに、新聞記事などを通じてカブトムシが人気のペット昆虫になっていくまでの歴史や、愛媛県内の話題など、文化的な面も解説。
おなじみの昆虫でも、視点を変えると新しい発見がある――そんな楽しさを教えてくれる内容です。
今回出版文化賞を受賞した冊子「真・カブトムシ」は、博物館にて1冊500円で販売しています。
ショップには見本も置いていますので、実際に手に取ってご覧いただけます。
特別展で展示された内容を振り返ることで、
カブトムシの生態や歴史をたっぷり感じ取ることができますよ。

