ヘア&メイク河北裕介が教える「植毛級」眉メイク術

ヘア&メイク河北裕介が教える「植毛級」眉メイク術

ヘアメイク河北裕介センセイが悩めるミューズたちにメイクレッスン。メイクで“いい女”感を底上げする人気連載「大人メイクで“いい女!”」。今回の悩めるミューズは、noelaプレスの柴田早希さんです。

「長年積みか重ねた目の下の色素沈着が悩み。コンシーラーでカバーしても目立つので、もっとよいカバー法が知りたい。また、眉が半分しかないので、毛のあるところとないところが歴然(涙)」。

というお悩みに河北センセイがアンサー。眉がない人でも自然な眉を植毛(メイク)する秘訣を教えます!

今月のLESSON
ワックスの下描きでリアルな毛並みのグラデに

柴田さん コンシーラーを塗っているのに、目の下の色素沈着が目立つんです。


河北さん ベージュのコンシーラーを使っているからだよ。ベージュ系の顔料だと黒は消せないし、厚ぼったくなって逆に目立ってしまう。だから、クマだけでなく、色素沈着もオレンジのコンシーラーを使うべき。


柴田さん 一瞬で黒っぽかったのが消えた‥‥!


河北さん でしょ? あとは眉。毛がないところとあるところを目立たないようにするには、眉全体にワックスで下描き。毛があるところから、ないところへ絶妙なグラデーションになって、リアルな毛並み感が出るよ。いきなりパウダーで描いちゃうと、強弱がつけられなくて、のっぺりとしちゃうんだ。


柴田さん たしかにパウダーから初めていたかも。


河北さん パウダーはワックス後、毛がないところに。ふわっと色づくから、より“自眉”感が増すよ。さらにマスク生活でリップに頼れない今、眉に赤色パウダーで血色を足すのもオススメ。


柴田さん 意外と赤がなじむんですね。顔色も明るい!


 

ドレス¥17,600、ピアス¥3,850(共にnoela)、その他本人私物

河北’s いい女Point

Pont1

赤パウダーを眉尻に添えて

色気を後押し


(下写真)パレット左のワックスを眉全体に。毛のないところには中央のブラウン、眉尻に右端の赤をサッとのせると色っぽいニュアンスに。さらに毛のある部分はマスカラを塗れば、この赤がよりなじむ。

上から:ワックスにブラウンとレッドのパウダーがセット。&be パレットアイブロウ レッドブラウン¥2,200、厚ぼったくならない。&beアイブロウマスカラ モーブブラウン¥1,320(共にClue)

Point2

色素沈着が気になる

部分にはオレンジを


目の下の色素沈着が気になる部分に(下写真)右のオレンジ色のコンシーラーを。その他はベージュを点置きし、スポンジで全体をなじませる。色素沈着だけでなく、クマやシミが気になる場合もオレンジを。

クリームファンデーションとコンシーラーのいいとこどりなベースアイテム。2色を組み合わせることで、より素肌感を残せる。&be ファンシーラー SPF20・PA++ 全2色 ¥3,850(Clue)

hair&make-up:YUSUKE KAWAKITA / photo:EIJI HIKOSAKA[MAKIURA OFFICE]/ text:EMI TANIGUCHI / web edit:MIO NEMOTO

提供元

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オトナミューズウェブ

「37歳、輝く季節が始まる!」がキャッチコピー。宝島社が発行する毎月28日発売のファッション誌『otona MUSE』がお届けする、大人のためのファッション・ビューティ・ライフスタイル情報!