小林薫、戸塚純貴らメインキャスト集結、作品の魅力とアフレコの裏話を語る<映画「ホウセンカ」公開記念スペシャル>

小林薫、戸塚純貴らメインキャスト集結、作品の魅力とアフレコの裏話を語る<映画「ホウセンカ」公開記念スペシャル>

 「映画『ホウセンカ』公開記念スペシャル」は10月4日(土)、TOKYO MX1にて放送
「映画『ホウセンカ』公開記念スペシャル」は10月4日(土)、TOKYO MX1にて放送 / (C)此元和津也/ホウセンカ製作委員会

10月10日(金)に全国公開されるアニメーション映画「ホウセンカ」のメインキャスト、小林薫・戸塚純貴・満島ひかり・宮崎美子・ピエール瀧が作品の魅力とアフレコの裏話を語る特別番組「映画『ホウセンカ』公開記念スペシャル」(夜7:30-8:00)が、10月4日(土)にTOKYO MXにて放送される。

■“大逆転”に懸けた男の人生と愛の物語

本作は、「第25回文化庁メディア芸術祭」で“アニメーション部門 新人賞”を受賞したアニメ「オッドタクシー」の監督・木下麦と脚本家・此元和津也が再びタッグを組み、“大逆転”に懸けた男の人生と愛の物語を描く劇場用アニメ作品。制作は、国内外の映画祭で注目を集めた劇場アニメ「夏へのトンネル、さよならの出口」などの制作スタジオ・CLAPが手がける。

「第38回 東京国際映画祭」への正式出品が決定しているほか、6月にはフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭2025“長編コンペティション部門”」に選出。そして、9月には「平遥国際映画祭」(中国)でアジア初上映され、10月の劇場公開後には「ReAnimania イェレヴァン国際アニメーション映画&コミックアートフェスティバル」(アルメニア)、「富川国際アニメーション映画祭」(韓国)をはじめ、多くの海外映画祭に参加を予定している。

主人公・阿久津実の声を担当するのは、小林薫と戸塚純貴。阿久津の“現在”を小林が、“過去”を戸塚純貴が演じる。そして、阿久津のパートナー・那奈の“現在”を宮崎美子、“過去”を満島ひかりが担当。また、生まれたてと死にかけの人間だけがその声を聞くことができるというホウセンカの声をピエール瀧が担当する。さらに、安元洋貴、斉藤壮馬、村田秀亮(とろサーモン)、中山功太など、多彩なキャストがキャラクターに魂を吹き込んだ。

■ピエール瀧「“喋るホウセンカです”とオファーがきた」

特番には、小林、戸塚、満島、宮崎、瀧が出演。本作が声優初挑戦だった戸塚は「これでいいのかな?とずっと思ってた」と当時を思い出し、瀧は「“喋るホウセンカ”です”とオファーがきた。何パターンか声を準備していった」とエピソードを披露。小林は時代背景に触れながらも「かつての映画にあった“無性の愛”を感じる」と語った。満島と宮崎は、収録前に2人でキャラクターについて話し合ったそうで、「“1人の人を、こんなに待ち続けることができるかな?”と、お互いに考えた」と明かすなど、制作秘話が盛りだくさんのトークとなった。

■「ホウセンカ」ストーリー

「ろくでもない一生だったな」――無期懲役囚の老人・阿久津(CV:小林)が独房で死を迎えようとしていた時、声をかけたのは、人の言葉を操るホウセンカ(CV:瀧)だった。ホウセンカとの会話の中で、阿久津は過去を振り返り始める。

1987年、夏。しがないヤクザの阿久津(CV:戸塚)は、兄貴分・堤(CV:安元)の世話で、年下の那奈(CV:満島)とその息子・健介と、ホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始めた。つつましくも幸せな日々を過ごしていたが、彼は羽振りがよくなると、享楽的に過ごし家を顧みなくなった。だがそんなある日、阿久津は大金を工面しなければならなくなり、堤と共に、組の金庫にある3億円の強奪を企てる…。ある1人の男の、人生と愛の物語。

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