これは、私が以前同棲していた彼とのお話です。彼は当時28歳で実家暮らしを続ける、いわば箱入り息子でした。その影響からか、彼は「母親が良しとしていること」を彼女の私にも同じようにするべきだという価値観を持っていました。それは金銭の使い方も同様です。そして事件は、彼にボーナスが入った翌日に起こりました。
箱入り息子との温度差
彼のボーナスが入った次の日。私はこれを良い機会だと思い、将来のために少しでも貯金しておこうと彼に提案しました。彼からは普段「結婚も考えている」とよく言われており、だからこそ、2人の今後のために計画的にお金を扱ってほしかったのです。もちろん、私も彼との結婚のために貯金をはじめていました。
しかし、彼から返ってきたのは予想外の言葉でした。
「頑張って働いたボーナスなのに、なんで自由に使えないわけ?」と。
理性よりも感情が先走る彼
もちろん、彼が働いて得たお金なのは間違いありません。ただ、私は結婚のために少しでも2人で貯金しておきたいという思いからの言葉だったのです。誤解を招いてしまったかも、と私は落ち着いて説明を続けましたが、怒ってしまった彼はまったく耳を貸そうとはしませんでした。
声を荒げた彼から「ボーナスを好きに使えなかったら、何のために働いているのかわからない!」とも言われてしまって……。
彼の言葉もわかるものの、彼の様子から「私との結婚は? 本当に本気で考えてくれているの?」とも少し不安になってしまいました。そんな中で、話し合いは次第にヒートアップしていきました。

